ケアンズには、熱帯雨林とグレートバリアリーフという2大世界遺産を持つだけあって、自然にあふれていて清々しい街です。せっかくケアンズに来たならなるべく外に出て、たかーく広がる青空やけたたましいまでの鳥の声を直に感じていただきたいと思います。
そうなると、アクティブに海に潜ったり山に登ったりしなくちゃ体感できないのでは・・・なんて思っていてはもったいない!ケアンズの清々しさは、普段インドア派の方にもお楽しみいただけます!
今日は、ケアンズの街のあちこちで気軽に楽しめるアート作品をご紹介いたしますね。
目次
実はこれもアートだったってご存じでした?
街中に大きな絵画がいくつも!しかもさりげなく!
実はこれもアートだったってご存じでした?

ケアンズのシンボル的存在でもあるこのオブジェ、ケアンズの写真を見たことがある方ならこのオブジェも見たことがあるはず!海岸通りエスプラネードにあるラグーンにそびえ立つこちらのオブジェは「Woven Fish(編み魚)」というブライアン・ロビンソンによる作品です。2003年のエスプラネード再開発のために制作されたこの作品は、ヤシの葉を魚の形に編むというトレス海峡諸島の人々の伝統的な習慣を、高さ2.5m×幅1.5mのステンレスで再現したものなんです。
このオブジェが立っているラグーンプールは、無料で誰でも利用できますので、お散歩ついでにひと泳ぎしていくこともできるんですよ♪

「Woven Fish(編み魚)」のすぐ近くにあるこれも実はパブリックアートのひとつなんですよ!「The Herd(群れ)」という、ヒュー・チー・フォンとロレッタ・ヌーナンによる作品で、花崗岩を彫って海に向かう群れを表現しています。
そして、これらの作品から北に向かって歩くと、パブリックアートが、エスプラネード沿いにいくつもありますので、そよそよ潮風に吹かれながら、お散歩がてら、ゆったりとお楽しみください♪
街中に大きな絵画がいくつも!しかもさりげなく!
ケアンズの街を歩いていると、あちこちで大きな壁画に出会います。
それはときにホテルの壁であったり、オフィスビルであったり、一見関係のない絵画のようでありながら、実はみんな「海」がテーマになっているんです!
2018年、20人の国内外のアーティストが、Sea Wallsという、グレートバリアリーフが直面している地球温暖化の課題への関心を高めるための活動の一環として、色とりどりの鮮やかな壁画が描かれました。


ケアンズで下を見ながら歩いていては見逃してしまいますからね(笑)、青空を仰ぎながらたくさんの壁画を楽しんでください♪