新連載「デジタル家電の用語解説」第1回として、今回は「スマートテレビ」について徹底解説します。最新のスマートテレビの売れ筋もあわせて紹介。スマートテレビと、最近話題の「チューナーレステレビ」の違いも説明します!

結局どれがいい? おすすめのスマートテレビと選び方を徹底紹介!
(画像=TVチューナーを搭載しない「チューナーレステレビ」の注目度も急上昇!、『BCN+R』より 引用)

スマートテレビとは?

スマートテレビとは、テレビ単体でYouTubeをはじめとするインターネット動画配信サービスを視聴できるテレビのこと。そのうち、OSにAndroidを採用する製品は「Android TV」、Google TV搭載製品は「Google TV」、TVチューナー非搭載の製品は「チューナーレステレビ」とも呼ばれています。

現状、スマートテレビの大半はAndroid TVで、Android TVの一部はチューナーレステレビです。

結局どれがいい? おすすめのスマートテレビと選び方を徹底紹介!
(画像=YouTubeやAmazonプライムビデオ、Netflixが視聴できる、ニトリ「43型 4KチューナーレススマートTV(MST-43-4K)」、『BCN+R』より 引用)

スマートテレビ登場の背景

スマートテレビは、スマートフォン向けモバイルOSを開発するGoogle、Appleのテレビ分野への進出と、各動画配信サービスのマルチデバイス(スマートフォン・タブレット端末・テレビ・PC)対応をきっかけに登場しました。要するに、これまでスマートフォンで視聴していたYouTube、Amazonプライム・ビデオ(プライムビデオ)などを大画面テレビで視聴したいというニーズに応えたわけです。テレビを買い替えたら動画配信サービスのアプリが最初から入っていて、スマートテレビの存在を特に意識せずにスマートテレビユーザーとなった人も多いでしょう。

スマートテレビのメリット

最もメジャーなAndroid TV搭載スマートテレビのメリットを挙げます。なお、OSが変わるとメリットは若干変わります。

・人気の動画配信サービスを大画面で視聴できる
・Androidアプリを大画面で利用できる
・いつものID・パスワードでOS・サービス(アプリ)にログインして、動画配信の視聴履歴などを異なる端末間で共有できる
・常に最新バージョンのOSにアップデートされる

スマートテレビのデメリット

同じくAndroid TV搭載スマートテレビに限定したデメリットを挙げます。やはりOSが変わるとデメリットは若干変わりますので、OSの種類には注意してください。

・ソフトウェアアップデート・OSバージョンアップに伴い、UIが頻繁に変わりやすい
・ソフトウェアアップデート・OSバージョンアップによってシステムが不安定になる可能性がある
・テレビのリモコンでID・パスワードが入力しづらい

スマートテレビは何を基準に選べばいいのか?

スマートテレビの条件「インターネット動画配信を視聴できる」機能に加え、下記に気を付ける必要があります。高画質・高音質のハイエンドモデルのほうがインターネット動画も高画質で再生できるので、予算を上げたほうが満足度がアップできるでしょう。画面サイズは大画面のほうが迫力がありますが、設置場所によっては置けないため、ぴったりなサイズを選ぶ必要があります。

リビングに設置するテレビのおすすめサイズは40型以上。有機ELと液晶を比較すると、くっきりとした黒を表現できる有機ELのほうが映画・ドラマ、ドキュメント、スポーツ番組などの鑑賞に適しています。

・OSの種類
・テレビのサイズ(画面サイズ)
・タイプ(液晶/有機EL)・画質(4K/非4K)
・インターネット動画配信時の画質(SD画質向上機能の有無)
・音響
・見たい動画配信サービスの対応可否
・リモコンの操作性
・価格

人気のスマートテレビ

家電量販店・オンラインショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」から、2022年12月のデータをもとにタイプ・画面サイズごとのスマートテレビ(インターネット対応機種)の売れ筋ランキングを紹介します。

【液晶テレビ・40型以上】
1位TVS REGZA43型43C350X2020/11発売
2位TVS REGZA43型40V342020/09発売
3位シャープ42型4T-C42DJ12021/06発売
4位TVS REGZA50型50C350X2020/11発売
5位シャープ50型4T-C50EN22022/07発売

結局どれがいい? おすすめのスマートテレビと選び方を徹底紹介!
(画像=TVS REGZAの最新機種には、便利な人気の動画配信サービス専用ボタン搭載リモコンが付属する、『BCN+R』より 引用)

【液晶テレビ・40型未満】
1位TVS REGZA32型32V342020/09発売
2位TVS REGZA24型24V342020/09発売
3位TCL Corporation32型32S5200A2021/04発売

【有機ELテレビ】
1位ソニー55型XRJ-55A80J2021/06発売
2位ソニー55型XRJ-55A80K2022/08発売
2位シャープ48型4T-C48CQ12020/11発売

メーカーとしてはTVS REGZAとシャープが人気です。また、モデルチェンジなどで価格が手頃になった、発売日から1~2年程度経過した機種が売れています。

・海外メーカー

同じくBCNランキングをもとに、スマートテレビ(インターネット対応機種)を手掛けている海外メーカーを紹介します。

TCL Corporation
Hisense
LGエレクトロニクス・ジャパン
など

・国内メーカー

BCNランキングをもとに、スマートテレビ(インターネット配信対応機種)を手掛けている国内メーカー(ブランド)を紹介します。自社オンラインショップ限定販売、ニトリやノジマなど小売店のプライベートブランド(PB)商品も増えています。

TVS REGZA
シャープ
ソニー
パナソニック
オリオン
アイリスオーヤマ
FUNAI
など

スマートテレビでなくても配信動画を見る方法

実はスマートテレビに買い替えなくても、「HDMIステック」「ストリーミングデバイス」などと呼ばれる製品を手持ちのテレビに後付けすると、同じように大画面のテレビで動画配信サービスが楽します。「Apple TV 4K」もおおよその機能としてはHDMIステックと同じです。Android OS搭載スマートテレビであっても、これらのストリーミングデバイスの後付けが可能なので覚えておきましょう。

・Amazonデバイス(Amazon Fire TV/Fire TV Cube/Fire TV Stick 4Kなど)

Amazonデバイスは種類が豊富。各製品の細かい違いはAmazon内のページが一番わかりやすいです。

・Amazon以外のメーカー製Android TV搭載デバイス

全般的にAmazonデバイスより安いです。使い勝手は製品によって異なります。

・Google Chromecast

Fire TV Stickに相当するGoogle製のメディアストリーミングデバイスです。最新モデルは、最大 1080p HDRでのストリーミングに対応する「Chromecast with Google TV(HD)」で価格は4980円。より高画質な4Kモデル「Chromecast with Google TV(4K)」も7600円とリーズナブルです。

結局どれがいい? おすすめのスマートテレビと選び方を徹底紹介!
(画像=Chromecast with Google TV(HD)、『BCN+R』より 引用)

・Google以外のGoogle TV搭載デバイス

・Apple TV 4K

まとめ

手持ちのテレビを買い替えるならスマートテレビ、しばらく買い替えるつもりがないならAmazon Fire TV/Fire TV Stick 4KやChromecast with Google TV(4K)を導入してはいかがでしょうか?

今後、テレビで地上波やBS放送を一切視聴する気がない人や、地上波やBS放送はすでにある1台目のテレビで視聴・録画する人は、最近増えている「チューナーレステレビ」でもいいでしょう。例えば、ニトリPBの43型「4KチューナーレススマートTV」は公式オンラインショップ価格3万4900円と、かなり手頃。Amazon.co.jpでは、RCAの43型チューナーレス4K液晶テレビ「RCA-43N1」が3万9800円、ASTEXの50型4Kチューナーレス スマートテレビ「B0BF3K1T5F」が4万7800円で販売中です(2023年1月26日時点)。どうせ動画配信しか見ないなら、テレビ受信機能(チューナー)は不要ですからね。ぜひ視聴スタイルに合ったテレビを見つけてください。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

結局どれがいい? おすすめのスマートテレビと選び方を徹底紹介!
(画像=『BCN+R』より 引用)

提供元・BCN+R

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