沖漬けの作り方(レシピ)

イカの沖漬けの作り方は、諸説ありますが今回は「中原醤油店」が推奨している作り方をご説明します。

(1)釣れたてのスルメイカやケンサキイカをZiplocなどの液漏れしない袋に数杯入れます。

(2)すかさず沖漬け醤油をイカが入った袋に投入します。

釣り人の特権『イカの沖漬け』の作り方 おすすめ専用醤油2選も紹介釣ったら生きたまま投入(提供:TSURINEWSライターShinchan)

(3)イカが勢いよくお醤油を吸い込みます。(イカが醤油を吸い込む事で醤油が身に染み込みます)

釣り人の特権『イカの沖漬け』の作り方 おすすめ専用醤油2選も紹介投入直後の沖漬け(提供:TSURINEWSライターShinchan)

(4)そのまま持ち帰ります。

(5)ここでワンポイント

イカは醤油を吸い込むとともに墨を吐くので家に持ち帰ったら袋の醤油を捨ててタッパーなどにイカを移し、新しい醤油を投入します(二度漬け専用の醤油があればベスト)。

釣り人の特権『イカの沖漬け』の作り方 おすすめ専用醤油2選も紹介二度漬けで更に美味しく(提供:TSURINEWSライターShinchan)

(6)冷蔵庫で6時間程度漬け込みます。好みにより2~3日漬け込む場合もあります。

釣り人の特権『イカの沖漬け』の作り方 おすすめ専用醤油2選も紹介3日間漬けのもの(提供:TSURINEWSライターShinchan)

(7)漬かり終わったらワタ(内蔵)や目を取り洗わずに適度なサイズにカットして盛り付ければ完成です。残った沖漬けは小分けにして冷凍しておけばお好きな時に食べる事ができます。

タレの漬け込み時間

タレの漬け込み時間は好みにより調整してください。一晩~1日程度であれば、イカの鮮度がまだ高く、刺し身のような味と食感を楽しめます。2日目、3日目と日が立つにつれ、味が染み渡り1日目とは違った美味しさになります。

釣り人の特権『イカの沖漬け』の作り方 おすすめ専用醤油2選も紹介しっかり染み込んだ3日もののイカ(提供:TSURINEWSライターShinchan)

アニサキスに注意

イカにはアニサキスが寄生している場合があり、タレに漬けてもアニサキスは死なないので注意が必要です。特にスルメイカはアニサキスの寄生確率が高く、対策として漬け終わった後は24時間冷凍するようにしましょう。ヤリイカやケンサキイカ、ムギイカ(スルメイカの若イカ)などの場合は、スルメイカよりは寄生確率が減ります。ただ、アニサキスがいる可能性は0ではないので、こちらも心配な場合は一度冷凍するといいでしょう。

沖漬けの簡単アレンジレシピ4選

イカの沖漬けは生食だけでなくアレンジして調理してもおいしく食べられます。刺身に飽きてきたときは試してみてください。

沖漬けのバター焼き

熱したフライパンでバターを溶かしたら、輪切りにした沖漬けのイカを入れ、あとは身に火が通るまで炒めたら完成です。肝に火を通すことで、生だとちょっとクセのある味がマイルドになり、肝が苦手な人でも食べやすくなります。

釣り人の特権『イカの沖漬け』の作り方 おすすめ専用醤油2選も紹介イカの沖漬けのバター焼き(提供:TSURINEWSライター今井浩次)

沖漬けのホイル焼き

輪切りにした沖漬けのイカにバターとレモン、お好みで野菜を入れてアルミホイルに包みます。あとはオーブントースターやグリルなどで火を通せば完成。バター焼きと似た料理ですがオーブントースターでも作れるので、より手軽に作ることができるレシピです。

沖漬けのユッケ

沖漬けにごま油、のり、胡麻、卵の黄身を乗せ、混ぜればユッケになります。刺身のバリエーションの一つとして楽しんでみましょう。ご飯に乗せても美味しいです。

釣り人の特権『イカの沖漬け』の作り方 おすすめ専用醤油2選も紹介イカの沖漬けのユッケ(提供:週刊つりニュース関東版 杉田千紘)

沖漬けの天ぷら

沖漬けしたイカを天ぷら粉につけて、200℃の油に入れ箸で返しながら30秒ぐらい揚げます。胴体は刺身にし、ゲソだけ揚げてゲソ天にするのもいいでしょう。

今回はイカの沖漬けを紹介しましたがいかがでしたでしょうか?イカ釣りに行った際は、是非沖漬けを作って楽しんでみてください。

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<TSURINEWS編集部>

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