ポイント移動のたびにヒット

後続を期待したが続かず、次のポイントへ。すると、すぐにアタリがある。

右舷胴の間の三浦さん(九十九里町)もナイスサイズを取り込み「2年ほどブランクがあり久しぶりのハナダイ釣りですが、引きが小気味よく楽しいですね」と笑顔で追釣。

外房のコマセハナダイ釣りで38cm頭に船中トップ16尾【増栄丸】 ゲストにマダイも三浦さんに良型(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村 隆)

移動した次のポイントでは、左舷ミヨシに座る島本さん(鎌倉市)に強烈な引き込み。慎重にやりとりをして巻き上げると、かなりの型の白っぽい魚影が2つ浮上。

抜き上げは無理せず、無事にタモ取りされて「松の内にハナダイを食膳に飾りたいと出かけて来たが、念願が叶いラッキーです」。

外房のコマセハナダイ釣りで38cm頭に船中トップ16尾【増栄丸】 ゲストにマダイも島本さんは良型の一荷(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村 隆)

船中本命登場に笑顔

隣で竿を振る山下さん(千葉市)は初挑戦。「仲乗りさんからセオリーを教えてもらったおかげでハナダイに出会えました。おもしろくてハマりそうです」とコメント。

外房のコマセハナダイ釣りで38cm頭に船中トップ16尾【増栄丸】 ゲストにマダイも山下さんは初挑戦(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村 隆)

終盤に回ったポイントでは、ハナダイの活性が一段と上昇。左舷胴の間に座る山中さん(江戸川区)が良型を連釣に継ぐ連釣で満ち足りた笑顔。

私も良型の一荷、37cmハナダイに良型クロメバルのおまけ付きで大満足な一日となり、正午の沖上がりを迎えた。

外房のコマセハナダイ釣りで38cm頭に船中トップ16尾【増栄丸】 ゲストにマダイも山中さんは連釣(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村 隆)

当日の釣果

船中釣果は18~38cmハナダイ3~16尾、ゲストはマダイ、イシダイ、メバル、カサゴ、イナダ、カワハギ、ウマヅラなど多彩な顔ぶれだった。

ハナダイは水温低下のため活性はイマイチだったが、各ポイントには、濃い魚影が認められた。潮況次第で活発な食いは復活するだろう。

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<週刊つりニュース関東版APC・大村 隆/TSURINEWS編>

▼この釣船について
増栄丸
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年1月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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