もし、友だちにスマホを一瞬だけ貸してほしいと頼まれたらどうしますか? スマホには電話帳やプライベート写真などが入っているので、あまり親しくない相手に貸したくないですよね。そのようなときは、iPhoneの「アクセスガイド」を利用しましょう。これなら指定したアプリ以外は操作できないので、安心してiPhoneを貸すことができます。そこで今回は、iPhoneで「アクセスガイト」を利用する方法を紹介しましょう。
親しくない人にiPhoneを貸してほしいと頼まれたらどうする?
iPhoneには電話帳やLINE、プライベート写真、スマホ決済アプリなど、さまざまな個人情報が満載されています。あまり親しくない相手に自分のスマホを貸すのは、少し不安ですよね。
でも、顔見知りの人に「自分のスマホが壊れたので緊急電話をかけたい!」などと懇願されれば、むげに断ることもできません。そのようなとき、もしアナタのスマホがiPhoneなら「アクセスガイト」を利用しましょう。
「アクセスガイド」とは、iPhoneの現在表示しているアプリ以外は操作させないようにする機能です。これなら、あまり親しくない人にでも気軽にiPhoneを貸すことができますよ。
そこで今回は、iPhoneのアクセスガイド機能の使い方や設定方法などを詳しく紹介します。
■iPhoneの「アクセスガイド」とは?
・アクセスガイドをオンにすると、表示しているアプリだけが使用可能になる
・アクセスガイドの設定にはパスコード入力が必要
・他人がほかのアプリを使うことはできない
・オプションでそのアプリで使用可能な機能を制限することもできる(一部ボタンのみを使用不能にすることも可能)

実際にiPhoneのアクセスガイド機能を使ってみよう!
それでは、実際にiPhoneで「アクセスガイド」機能を使って、特定のアプリだけが使えるように設定してみましょう。
まず、iPhoneの設定画面で「アクセシビリティ」をタップして「アクセスガイド」のスイッチを「オン」にします。
次に、「パスコード設定」から「アクセスガイドのパスコードを設定」を選択し、6桁の数字を2回入力しましょう。これでアクセスガイドの設定がオンになりました。
ちなみに、アクセスガイドはパスコード以外にも、Face IDやTouch IDを設定することも可能となっています。
「アクセスガイド」の設定をオンにするする手順



iPhoneのアクセスガイト機能をオンにしたら、次に実際に使用するアプリを開き、そのアプリにアクセス制限をかけます。
特定のアプリでアクセスガイト(アクセス制限)を有効にする方法は、利用するiPhoneで少し異なります。iPhone X 以降では「サイドボタン」を素早く3回押し、iPhone 8以前の機種では、「ホームボタン」を素早く3回押します。
すると、アプリ画面が小さくなり上下に「アクセスガイド」の設定が表示されるので、画面右上の「開始」をタップしましょう。
これでアクセスガイドが開始され、iPhoneを貸した相手は開いているアプリ以外にアクセスできなくなります。
特定のアプリでアクセスガイドの設定を有効にする手順

