もともとは身体が細く「ゴボウ」と呼ばれていたこともあったと話すのは井上 翔さん(23)。細かった19歳の頃は、身長177cmに対して、体重が65kg。そこから、4年後、人気のコンテスト団体『Best Body Japan(ベストボディ・ジャパン』日本大会で5位となった現在の井上さんのビフォーアフターを紹介する。
【ビフォーアフター写真】ゴボウと呼ばれた野球少年がバキバキな身体に大変身
「2019年1月、19歳のときに趣味や目標を作るために筋トレを始めました。高校まで野球をしていましたが、とにかくガリガリで『ゴボウ』とか『じゃがりこ』みたいなあだ名もありました(笑)。野球をやっていたときは食事がそこまで大事だと思っていなくて、朝ごはんを食べなかったり、炭酸系の飲み物が好きでよく好んで飲んでいたので水分でお腹をたぷんたぷんにしていて、そこで満腹感を得ていたので細かったんだと思います」
身体を大きくするためにタンパク質を意識して摂る生活を始めた井上さん。しかし、タンパク質だけを摂ればいいと勘違いしていた頃は、毎日サラダチキンやゆで卵を食べていた。それでも実際に身体は大きくなってきたという。
「でも、お米も食べることが大事と言われてから、とにかく鍛えてタンパク質とお米を食べるようにしました。量で言うと1000gは食べていました。また、プロテインを飲むことも重要だと思いました」
工場勤務だった井上さんは、初めのうちはYouTubeのトレーニング動画を見よう見まねでやっていたが、のちにコロナ禍により工場の仕事が休みとなったタイミングで、毎日ジムに行き身体を鍛えるようになったという。
「2020年の夏に、ジムで仲良くなった人から『Best Body Japan(ベストボディ・ジャパン)』というコンテストを教えていただき、『出てみれば?』と言われ、その年の10月に地元・群馬県の大会(前橋大会)があったので、出場に向けてギアを上げていきました」
井上さんの初舞台であった『ベストボディジャパン前橋大会』は、最年少の20歳で、フレッシャーズクラス(18歳〜29歳)に出場し見事、3位を獲得。ボディメイクを始めたころは、外食に誘われても行けなくなったのがつらかったという。しかし、それでもボディメイクが好きだったからこそ継続できたとも話す井上さん。体重や日ごろの身体を写真に撮って記録していき、「少しの変化を楽しむこと」がモチベーションアップにつながった。
トレーニング開始前は身長177cmに対して65kgだった体重が、4年間で筋肉を増量させたことにより72kgに。『Best Body Japan 2022』では最高峰の日本大会に出場して、「マッスルモデル部門・ミドルクラス(18歳~39歳)」で5位入賞という好成績を残した。
「目標や趣味が何もなかった僕がトレーニングを始めたことで身体が変わり、自分自身に自信がつき、コンテストでもBest Body Japanの日本大会で5位になることができました。トレーニングの素晴らしさを多くの人に伝えたいと思いパーソナルトレーナーに転身しました。フィットネスで多くの人がより良い生活を送れるようになればなと思います」
取材:FITNESSLOVE編集部
提供元・FITNESS LOVE
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