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チェルシーが、ベンフィカに所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス(21)の獲得に向けて再び動き出したようだ。
今夏にベンフィカへ活躍の場を移したフェルナンデスは、確かつ強烈なミドルシュートや優れたボールコントロールを武器に公式戦29試合に出場して4ゴール7アシストを記録。さらに、先のカタール・ワールドカップ(W杯)では7試合に出場し、アルゼンチンの優勝に貢献すると、最優秀若手選手賞も受賞した。
そんなフェルナンデスに対して、中盤強化を目指しているチェルシーが今冬での獲得に向けて動いていたが、ベンフィカは契約解除金である1億2000万ユーロ(約169億3000万円)以下での売却を拒否したことからクラブ間交渉は破談したと見られていた。
だが、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、チェルシーはアルゼンチン代表MF獲得に向けてベンフィカと再び直接交渉を行っており、移籍金1億2000万ユーロを支払う用意があるという。ベンフィカのルイ・コスタ会長はまだ放出する気は無いというが、チェルシーはすぐに取引成立を目指しているようだ。