赤ちょうちんで、言い訳するようなおじさんには絶対になりたくなかったのです。
また、もし失敗した場合の最悪の結果も、自分なりに想定しました。転職したベンチャー企業が破綻したり、独立してもうまくいかなくなったらどうするか?
30代の時は、他にもう一度転職すれば良いと割り切りました。独立した時は、すでにある程度の資産があったので、収入ゼロでも5年位は何とかなると自分に言い聞かせました。
人生を変えたい人にアドバイスしたいのは、できる限り若いうちにジャンプすることです。
こう書くと、シニアの人から今さらもう遅いと言う声が聞こえてきそうです。でも、誰にとっても一番若いのは今です。過去を後悔しても何も得られるものはありません。
かく言う私も、会社をやめて資産デザイン研究所を起業したのは、48歳の時でした。年齢的に手遅れだと諦めていたら、今頃きっと後悔していたことでしょう。
実際にジャンプしてみると、やる前にあれこれ心配したほどのリスクはありませんでした。「死ぬこと以外はかすり傷」と思えば、キャリアチャレンジなど大したことではありません。
今の延長線上にある自分の未来を受け入れるのか、それともジャンプして別世界にチャレンジするのか?
決めるのは自分自身の行動です。人のせいにしてはいけません。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年1月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。