クロダイ狙い時の長所短所
実釣した場所は水深約10mのやや深いポイントで、潮は常に沖か手前に向かって流れている状態でした。初めて使う仕掛けで様々な検証をしながらの実釣ではありましたが、肝心の本命も無事にキャッチできました。渋い状況下で4打数2安打とまずまずの結果に。アタリを出す力は高いようにも感じられ、今後もロングハリス仕掛けを使って再現性を実証したいです。
長所
1、軽い仕掛けでもスムーズにクロダイのタナまで仕掛けが入る
2、風や潮など外的要因にラインが干渉されにくく、ラインメンディング動作が少なく済む
3、ハリスが長い分、通常の仕掛けよりも自然に見えるのか渋いクロダイも口を使う印象
4、00号よりも僅かに浮力の強いウキを使うため、適度に上方向への力がはたらき適度な張りが維持できる
短所
1、底近くを攻める以上根掛かりしやすく、それらが原因でハリスが切れてしまうとウキも流されてしまう
2、根掛かりしないように底ギリギリを維持して流すためには慣れや一定の技術が必要
3、仕掛けをはわせる釣り方や浅い場所での釣りには不向き
4、一度に使うハリスの消費量が多くなってしまう
![クロダイフカセ釣りにおける【ロングハリスの長所と短所】 実釣では本命キャッチ成功](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/01/3110cf988efe5b5852bb773c24b45a72.jpg)
ロングハリスの有効性を実感
今回の実釣検証で、ロングハリス仕掛けがメジナ狙いだけでなくクロダイ狙いでも十分に通用するのが分かりました。仕掛けの扱いや流し方に少々な慣れが必要になりますが、使い込ませれば渋い状況を打破する強力な武器にもなりそうです。さらに、潮が流れる時間帯もオモリ無しからG5程度のオモリだけでほとんど対処できてしまったところには驚きでした。
注意点を挙げるとすれば、根掛かりしにくい場所で使うのが安全で、万が一に備えてウキ回収パラソルを用意しておくとウキのロストを回避しやすくできます。
初めて使ったロングハリス仕掛けでの実釣でしたが、好感触を得られて満足です。次回の釣行からも通常の仕掛けと使い分けながら比較をしていきたいと思います。選択肢のひとつとして十分なポテンシャルを秘めていそうです。
![クロダイフカセ釣りにおける【ロングハリスの長所と短所】 実釣では本命キャッチ成功](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/01/d546460654d82c10e3e21b862414f27b.jpg)
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<杉本隼一/TSURINEWSライター>
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