船長にアベレージサイズ

ミヨシに立つ陽翔も、タモ入れの合間にサッとサオを出してサクッと釣り上げている。好きなお菓子の話で熱く語り合っていた少年が、今はたくましく夢に向かって進もうとしている。頼もしくまぶしく感じると同時に、時の流れの早さは残酷だ。

だって俺、今でもお菓子の話が、小学校の話が聞きたいんだ。マグロなんて1匹ありゃ十分。後は彼ととりとめのない話で盛り上がろうか。

志摩沖トンジギ釣行でビンチョウマグロ船中全員安打と絶好調【三重・魚勘丸】魚勘丸の誠司船長(提供:週刊つりニュース中部版APC・峯 卓)

ボウズなしの全員安打

デッキで野球や海や将来について語り合っている間にも、誠司船長と愉快な仲間たちは釣果を伸ばし続けて、なんと船中ボウズなし。トンジギで全員安打はなかなかすごいことである。今年も皆さんいい運持ってるね!

志摩沖トンジギ釣行でビンチョウマグロ船中全員安打と絶好調【三重・魚勘丸】船中釣果。全員安打のボウズなし(提供:週刊つりニュース中部版APC・峯 卓)

これから鳥羽の海より広い世界へ

鳥羽の海より広い世界に挑む陽翔、楽しいことよりつらい苦しいことの方が多いのが世の常だ。でも君なら大丈夫、運と根気と筋力のトンジギに比べりゃ、世の中楽勝だぜ!!

志摩沖トンジギ釣行でビンチョウマグロ船中全員安打と絶好調【三重・魚勘丸】陽翔君ももちろんトンボゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・峯 卓)

ゼロから始める「トンボジギング」:タックル解説 青物用の流用でOK

ゼロから始める「トンボジギング」 ファイト~取り込み〜持ち帰り方

今さら聞けない青物ジギングのキホン ジグの形状別の特徴と使い分け術

<週刊つりニュース中部版APC・峯 卓/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
魚勘丸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年1月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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