関東を中心に「肉のハナマサ」などを展開するJMホールディングス(HD)は1月23日、東京都内で食品スーパーなど17店を運営する「スーパーみらべる」(東京都板橋区)を買収すると発表した。
スーパーみらべるの全株式を買い取り、子会社化する。株式譲渡の実行日は3月1日を予定する。取得価額は非公表。
スーパーみらべるの2022年7月期の売上高は155億円、営業利益は8600万円だった。JMHDはスーパーみらべるを子会社化することで都内北部の店舗網の拡充を図り、商品調達や販売面でのシナジー効果を追求する。
JMHDは業務スーパー「肉のハナマサ」55店、食品スーパー「ジャパンミート生鮮館」15店などグループで107店(22年7月末時点)を展開している。22年7月期の連結業績は、売上高が前期比8.5%増の1408億円、営業利益は1.5%増の66億円だった。23年7月期は外食店の「焼肉や漫遊亭」を含めて3〜6店を新規出店する予定だ。
提供元・DCSオンライン
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