魚拓作成の料金

半紙に魚拓する場合はサイズにより異なるが60cmくらいの石鯛の魚拓となるとだいたい3,000円から6,000円ほど。カラー魚拓は様々で安価だと10,000円から。高価なものになると30,000円からと様々。

これを木枠のフレームに入れるとなると30,000円ほどにもなる。また木版レーザー加工の魚拓はシナベニヤ板とヒノキの2種類がありヒノキの最小サイズで120mm×240mm9,900円からで最大サイズは340mm×700mmで36,000円となる。

魚拓以外の記録方法

最近では釣った本人と魚が一緒に写っていることが何よりの証明になるのでSNSなどに投稿して記録することが一番手っ取り早い。自分自身で納得した形で写真に残せるし、たくさんの人に閲覧され雄姿を称えるコメントを貰えたりするのが嬉しい。

筆者が釣った66cmの石鯛

記録魚は一生に何度も釣れるわけじゃない。記録魚といっても魚種による目安のサイズを決めている釣り人は多いと思う。例えばライバルが釣った記録より1cmでも大きいものなのか、前回釣った魚より大きいもの、はたまた常に日本記録級を釣りたいなど、様々だ。

ただ、どんな釣り人も毎日釣行しているわけでないので、そんな記録級の魚に出会えることなどまさに千載一遇。筆者の自己記録となる石鯛は平成24年5月26日に長崎県五島列島で釣った66.5cm 5.4kgの石鯛であったが、これも偶然その場所が空いていて、たまたま水面下8mほどの場所にその石鯛がいたから釣れただけであって、そんな偶然は2度となく、それから10年、何度と男女群島や五島列島などに釣行し、数は釣ってもそれ以上の石鯛を釣ることができない。

技術的なことよりもまず釣行を重ねることはもちろんだが、残念ながら魚のサイズは選べないのが現実。時の運に任せ、いつかまたそれを越える記録魚に出会えることを願うしかない。一生に一度の魚を釣ることは釣り人の夢。江戸時代から続く伝統的な魚拓。後世に伝えるその大記録を芸術作品として残してみてはいかがだろう。

「大きな魚が釣れた時の記録どうする?」 魚拓の依頼方法と気になる予算を解説著者の釣った66.5cm石鯛(提供:TSURINEWSライター石田一聖)

魚種ごとのランカーサイズ一覧

魚拓にしたい魚種別の目安としてその魚種の中でなかなか釣れないいわゆるランカーサイズを一覧にしたので、参考にしてほしい。

クエ 1m
石鯛 60cm
シーバス 80cm
黒鯛 50cm
グレ 50cm
キス 30cm
ブラックバス50m

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<石田一聖/TSURINEWSライター>

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