香川真司 写真:Getty Images

 ベルギー1部リーグのシント=トロイデンVV(STVV)では、元日本代表FW岡崎慎司(36)ら多くの日本人選手が活躍。元セレッソ大阪所属選手のMF香川真司(33)も昨年1月からSTVVでプレーしていたが、この冬の移籍ウィンドウでのJリーグ復帰が決定的と報じられている。

 ベルギー紙『Het Belang van Limburg』は27日、STVVとの契約期間が今年6月までである香川真司について「彼は1年でSTVVを退団して、Jリーグに復帰する」とリポート。「香川真司はちょうど1年間にわたりSTVVに所属していたが、以前のスター性を発揮することはできなかった」と伝えている。

 同選手はギリシャ1部PAOKで戦力外となると、2021年12月に退団。セレッソ大阪からのオファーも伝えられる中、本人は欧州でのプレー続行を熱望。昨年1月にSTVVへ加入していた。

 そのSTVVでは、経験豊富なベテラン選手としてチームをけん引。今季は新加入選手の元日本代表FW岡崎慎司(36)との共演で注目を集めていたが、慢性的な痛みを抱えていた足の手術を行うために昨年11月にチームから離脱。年明けにSTVVに再合流していた。

 しかし公式戦復帰前の26日、『Het Belang van Limburg』は「香川真司は26日のトレーニングを欠席した。負傷の程度はまだ明らかではない」と報道。コンディション不良に悩まされる現状を伝えていた中、STVV退団がほぼ確実となっている。ネット上でセレッソ大阪復帰を期待する声も上がる中、同選手の動向に注目が集まっている。