レオ・シルバ 写真:Getty Images

 かつてアルビレックス新潟や鹿島アントラーズでプレーしていたブラジル人MFレオ・シルバ(37)は、名古屋グランパスを2022シーズン限りで退団。複数のJリーグクラブからオファーが届いていたものの、今月27日に母国クラブへの加入が正式決定した。

 同選手はアルビレックス新潟、鹿島アントラーズをへて、2021シーズン終了後に鹿島アントラーズから名古屋グランパスへ完全移籍。2022シーズンのJ1リーグほぼ全試合で先発出場したものの、昨年11月19日に契約満了による退団が公式発表されていた。

 そんなレオ・シルバは昨年12月、ブラジル国内のラジオ局『Radio Mirante AM』のインタビューに応じた際、複数のJリーグクラブからオファーが届いていることを告白。自身の出身地にあるモト・クラブ・ジ・サン・ルイスでプレーした上で、2023シーズン終了後に現役引退する意向を明かしていた。

 するとモト・クラブは今月27日になって、レオ・シルバの獲得を公式発表。モト・クラブは現在マラニョン州選手権に臨んでいるが、同選手は来月2日のピニェイロ戦でデビューする可能性が高いという。

 鹿島アントラーズでAFCチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げるなど、日本で成功を収めてきたレオ・シルバ。キャリア終盤を迎える中、地元クラブへの加入により自身の思いが実現した格好だ。