北海道の長沼町にある「ハイジ牧場」、ハイジ好きな私としては移住して来た時から気になっていました。 冬季はやっていないので、夏に念願の「ハイジ牧場」へ行ってきました。
目次
たくさんの動物たちと触れ合えます
命の大切さを伝えたい体験牧場
動物たちから学べるアクティビティゾーン
お腹がすいたら、自然の中で心も身体も大満足
雄大な自然と動物たちに癒されに行ってみよう!
たくさんの動物たちと触れ合えます
その名の通り「ハイジ牧場」は、様々な家畜や小動物たちとの触れ合いが楽しめます。近くの小学校の遠足にも使われるということで、安心してお出かけしてみることができました。
「ハイジ牧場」は、1970年(昭和45年)に勇払郡安平町の「金川牧場」が、馬、豚、羊、鳥などを畜舎に展示したのが始まりとのこと。1976年(昭和51年)に一般開放されて「ハイジ牧場」として開園することになったそうです。
なぜハイジ牧場なのか?と思って調べてみましたが、明確な情報はありませんでした。大体の方の意見によれば、ハイジをイメージしたからとあるのですが、私の推測では、1974年に放送されて人気を博したTVアニメ「アルプスの少女ハイジ」にあやかった為だと推測しています。 ちょっとしたトリビアなのですが、毎年8月12日は、8(は)、1(い)、2(じ)の語呂合わせで、「アルプスの少女ハイジの日(ハイジの日)」として制定されているようです。だからといって、ここで特別なイベントが催される訳ではないようですが。
命の大切さを伝えたい体験牧場
昭和40年代まで、1次産業が盛んに行われていた札幌近郊。でも、都市化とともに牧場や養鶏場が減ってしまい、動物と触れ合う機会が少なくなっていきました。首都圏では当たり前のスーパーに並ぶパックのお肉や魚ですが、こちらでは「生き物の命をいただいている」ということを、子どもたちにも伝えたいと様々な取り組みをしています。
「ハイジ牧場」には動物園といえば思い浮かぶゾウやキリンはいません。ここで飼育されているのは、牛や馬、豚、羊、ニワトリなどの家畜だけです。遠足に来た子どもたちにその説明をするとジンギスカンがかわいい羊だと理解して泣き出す子もいるそうです。たしかに、私の友人も子どもの頃にニワトリが調理される過程を見て、鶏肉が食べられなくなった経験のある人がいました。
ただ、ここで一番大切なのは「いただきます」という言葉への重みと感謝。 家畜は生まれながらにして、労働の役割を与えられているということを実感することです。 「ハイジ牧場」は食べ物を大切にするということの意味を実感し、学ぶことができるのではないでしょうか?