ペドロ・ペロッチ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・FC東京は今月、ブラジル2部シャペコエンセからブラジル人FWペロッチ(25)を期限付き移籍により獲得。沖縄・国頭キャンプを終えて今月31日に宮崎・都城キャンプを控える中、同選手は今週末にもチームに合流するようだ。

 FC東京の外国籍選手では、ポルトガル1部スポルティングCPから期限付き移籍により加入していたFWルイス・フェリッピ(29)が2022シーズン限りで退団。FWレアンドロ(29)をはじめ複数選手が残留する中、今月4日にペロッチの加入が正式決定している。

 ペロッチの代理人は日本時間27日に自身のインスタグラムアカウントを更新。機内での選手本人とのツーショット写真をアップするとともに、日本国旗の絵文字を交えながらブラジル・サンパウロのグアルーリョス国際空港から日本に向かい始めたことを報告。順調にいけば今週末にも来日し、31日から宮崎・都城キャンプに参加するものとみられる。

 身長186cmで左利きのペロッチは、2017年にシャペコエンセのトップチームに昇格。しばらく出場機会に恵まれていなかったものの、2022シーズンはブラジル2部リーグ戦で38試合中21試合に先発出場して6ゴールをマーク。出場試合数、ゴール数ともにキャリアハイの成績を残している。

 またブラジルメディア『ND mais』の報道によると、FC東京はシャペコエンセに対してレンタル料として100万レアル(約2500万円)を支払うとのこと。買い取りオプションの内容については「レンタル料の2倍以上の金額で、ペロッチの保有権の70%を買い取ることが可能」と伝えられている。