キャンプに興味を持ったばかりの初心者だと、家族どのようにしてキャンプを始めたらいいかわからないもの。初めてのファミリーキャンプはどんな場所でがいいのか、どんな道具が初心者に向いているのか、ファミリーキャンプの場所選びから道具、楽しみ方について紹介していきます。

目次
1.初心者でもファミリーキャンプを始めてみたい
2.ファミリーキャンプの始め方
3.ファミリーキャンプに必要なものとは
4.初心者向け場所選びのコツ1:設備内容
5.初心者向け場所選びのコツ2:レンタルの有無
6.初心者向け場所選びのコツ3:電源の有無
7.初心者向け場所選びのコツ4:スタッフの有無
8.ファミリーキャンプの楽しみ方1:焚き火・火育
9.ファミリーキャンプの楽しみ方2:料理
10.ファミリーキャンプの楽しみ方3:遊び
11.ファミリーキャンプの楽しみ方4:自然を満喫
12.ファミリーキャンプの始め方のまとめ

 

初心者でもファミリーキャンプを始めてみたい

アウトドアは知識が必要

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キャンプを楽しんでいる方は年々増加し今や800万人を超す人が楽しんでいると言われています。自分も家族とキャンプをしてみたいという初心者も徐々に増え、ビギナーでもキャンプを楽しみやすくなっています。とはいえ、初心者がいきなり何の知識なくキャンプをするのはやはり危険です。最低限必要な道具の知識やファミリーキャンプ向けのキャンプ場の選び方などを知っておくと家族みんなが楽しめる最高のファミリーキャンプが楽しめますよ。

テントに泊まる以外の選択肢もある

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キャンプはテントで寝るものだと思っていませんか?キャンプ場にはテント以外の宿泊方法もあります。電気や水道がない小屋(バンガロー)を使ったり、電気や水道、トイレなどが充実しているコテージを使う方法もありますよ。家族にテントで寝るのは嫌といわれても諦めずに、バンガローやコテージを提案してみましょう。宿泊施設を使うことで初心者でも必要な道具を減らせたり、子連れでも気軽にアウトドアが楽しめるようになります。

ファミリーキャンプの始め方

始め方1:家族で楽しめるように下調べが重要

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ファミリーキャンプの始め方は簡単です。家族みんなが楽しめるように情報を集めて準備するだけです。情報というのはキャンプ場だったり、必要な道具となります。前述したようにコテージで泊まるとテントで泊まるスタイルと比べ必要なもの、道具が変わってきますよ。いきなり始めるのではなく初心者ほどじっくりプランを考えるという始め方がおすすめです。またキャンプ場の近くに遊べる施設があるか、病院も近いかなども調べましょう。

始め方2:道具を揃える

必要なものなどは後述しますが、始め方のプロセス、流れとして紹介していきますね。テントは家族の人数より1人分大きめのテントを選ぶようにしましょう。荷物をテント内に収納してもゆったり使える広さのほうがいいです。寝袋は家族4人分ひつようですが、夏期なら標高次第でバスタオルなどでも大丈夫です。子連れだと寝袋の形状が封筒型がおすすめになります。封筒型は布団のように使えて小さな子どもと添い寝しやすいですよ。

ファミリーキャンプに必要なものとは

キャンプ場によっては手ぶらでいい

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入門向けのテントなどもありますが、キャンプ用品一式揃えると非常に高価になります。そこでおすすめなのがまずは手ぶらでキャンプしてみましょう。キャンプ場の選び方は後述しますが、キャンプ場によっては初心者向け、入門向けプラントして道具一式レンタルできる場所があります。年に数回だけなら道具一式買うより安いですよ。またテントなどの高価なものだけレンタルする方法もあり、その場合必要なものは椅子やテーブル、ランタンになります。

バンガロー・コテージを利用する場合

バンガローはなにもない小屋、コテージは設備が充実している別荘のようなものですが、近年はあまり使い分けされていないためキャンプ場のHPなどで設備内容を必ず確認しておきましょう。宿泊施設を利用した場合はテントは不要です。その他道具は設備内容次第で変わってきますよ。

コテージでは不要になる道具 コテージでも必要なもの
寝袋 タオル・着替え(ウェア)・洗面具などのアメニティ
食器・調理器具 ランタン・電源コード
椅子・テーブル 救急キット・虫除け・日焼け対策

 

テント泊で必要なもの

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テントで寝るスタイルは一番必要なもの・道具が多くなります。前述したようにレンタルしない場合は初期費用が10万前後はかかりますよ。必要なものは前述した道具にテントが加わる形です。電源コードは電源付きのキャンプ場だと必要ですよ。電源付きのサイトなら扇風機や電気ストーブ、調理家電などが使えて初心者でも快適に過ごしやすくなります。必要なものを忘れないように道具リストの作成がおすすめです。

初心者向け場所選びのコツ1:設備内容

ファミリーキャンプの始め方とキャンプ場選び

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キャンプ場選びはファミリーキャンプの始め方に通じるものがあります。例えば虫が多いキャンプ場と虫が少ないキャンプ場では子連れでも安心して過ごせるのは虫が少ないキャンプ場です。同じように入門向けのレンタル品がある場所とない場所ではレンタルできる場所のほうが始めやすいですよね。ファミリーキャンプの始め方とはいいキャンプ場を選ぶことも重要です。

初心者ほど設備を確認

ファミリーキャンプ向けのキャンプ場というのは設備が非常に行き届いているという共通点があります。男女問わずきれいなトイレというのはキャンプでも重要です。トイレが汚いと絶対に楽しめませんよ。また場内に温泉やお風呂がある、子どもが遊べる施設があるか、ピザ作り、工作などのイベントがあるかというのは重要です。大人と子どもが楽しめるキャンプ場を探しましょう。また初心者は遠くのキャンプ場を避け、自宅の近くで探しましょう。

水回りが汚いとファミリーキャンプはできない

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よくある話ですが、炊事場、トイレ、お風呂などの水回りが汚いと女性陣からNGを出されてファミリーキャンプが楽しめません。近年はキャンプ人口の増加に伴い水回りがきれいな場所も多く、ウォシュレットトイレや子連れに嬉しいおむつ交換台のあるキャンプ場まであります。ファミリーキャンプの始め方として管理が行き届き、設備がきれいなキャンプ場を選ぶのは非常に重要です。コインランドリーがある場所もあります。

初心者向け場所選びのコツ2:レンタルの有無

初心者でも安心

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レンタルの有無は初心者ほど重要です。前述したように一気に揃えると大変高価になりますが、レンタルなら手頃な価格でキャンプが楽しめます。また初心者のうちは忘れ物がどうしても出てきます。このときキャンプ場にレンタル品が充実していると非常に助かりますよ。入門向けの手ぶらプランがあるかということも確認しておくといいでしょう。設備が整っているキャンプ場は売店があることも多く、洗剤などの小物を忘れたときに便利です。

子連れには嬉しい遊び道具も

ファミリーキャンプ向けのキャンプ場では売店で遊び道具も売られていることが多いです。子連れでもキャンプを楽しむには遊び道具も大切ですよ。一部キャンプ場では花火が可能な場所もあり、子どもに人気です。キャンプは自然を使って遊ぶものと楽しみ方を押し付けないようにしましょう。自由に遊ぶことで教育にもなります。

■入門向けのテントとは
入門向けレンタルの品だとグレードの低いテントというイメージがありませんか?入門向けでも人気メーカーのテントがレンタルできるという場所が一般的です。入門向けでも高品質なテントを貸し出してくれるため雨風も問題なく、キャンプを楽しめますよ。

初心者向け場所選びのコツ3:電源の有無

楽しみ方が増える

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初心者でも家族全員が快適に過ごせるキャンプ場は電源付きの場所です。キャンプ場によりますが、1000Wまでの電源を自由に使え前述したようにアウトドアですが家電が使えますよ。家電があると楽しみ方も一気に増え、たこ焼き器でタコパをしてみたり、プロジェクターを使って映画鑑賞、ゲームなどもできます。入門向けのレンタル品にはプロジェクターなどの道具はないので自分で用意しましょう。

家族みんなが快適なテント内

楽しみ方が増える他に扇風機の導入、ドライヤーの導入、炊飯器や電気ポットなどアウトドアでも快適に過ごせる家電が使えますよ。だいたい1000Wまでならほとんどの家電が使えて便利です。入門したての頃、初心者以外でも電源付きサイトはおすすめです。おすすめの家電は前述した調理家電の他に夏は扇風機やミニ冷風扇(エアコン)、ミニ冷蔵庫がおすすめです。冬はホットカーペットや電気毛布などがおすすめですよ。ノートPCも使えます。

初心者向け場所選びのコツ4:スタッフの有無

子連れでも気軽にアウトドアが楽しめる

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キャンプの始め方で大きな壁となるのが、テントの設営やロープのくくり方です。子連れでも素早く設営しないと子どもが落ち着いて過ごす場所がない、遊べないという問題があり、さらに設営中でも子どもを見ておかないとどこかに行ってしまうなどの心配事も多いです。入門向けテントでも初めてのテントだと設営が難しいですが、キャンプ場によってはスタッフが設営を手伝ってくれる場所もあり子連れでも気軽にアウトドアが楽しめますよ。

万が一のときも安心

キャンプ場によっては夜にフタッフ(管理人)がいないキャンプ場もあります。アウトドア初心者はできるだけ管理人やスタッフが24時間いる場所を選びましょう。キャンプ場によりさまざま違いがあるため家族みんなで楽しむファミリーキャンプはキャンプ場選びが始め方の重要なポイントになります。

ファミリーキャンプの楽しみ方1:焚き火・火育

定番の楽しみ方

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ファミリーキャンプだからこそできる楽しみ方が焚き火と火育(ひいく)のセットです。アウトドア以外では、焚き火をする機会や場所は非常に少なく、IH化により火を扱う機会も減ってきました。キャンプなどのアウトドアでは子どもと一緒に焚き火を楽しみながら、火の正しい取り扱い方を教える、学ぶ絶好の機会になります。火育は都市ガス関係の会社でも取り入れられている教育プログラムの一種となり、焚き火は非常に有効的です。

ライターを使わない火おこしがおすすめ

火おこし体験もアウトドアだからこそできる楽しみ方です。ライターで薪に火をつけてもいいですが、ファイヤースターターなどを使っての火起こしがおすすめです。初めての方は大人でも難しいですが、達成感も得られますよ。火育としてもあえて難しい道具でチャレンジすることで教育になり親子で楽しめますよ。焚き火は王道の楽しみ方ですが焚き火台が必要です。

■ファイヤースターターとは
ファイヤースターターとはマグネシウムの棒を専用の器具でこすって火花を散らし落ち葉などの燃えやすいものに着火させ火種を作る道具です。水濡れにも強く、アウトドアや災害時などに役立ちますよ。力は不要なため家族みんなで使えます。焚き火、火育をするのであれば必要なものリストに焚き火台や薪などを加えましょう。

ファミリーキャンプの楽しみ方2:料理

BBQは定番の楽しみ方

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普段作れないような料理をするのも立派なアウトドアの楽しみ方です。子連れでも簡単な料理となるのがバーベキューです。炭火を初心者が扱うのは難しいかもしれませんが、入門向けモデルとしてキャンプ場スタッフがやってくれるサービスもあるので、キャンプ場選びの際に確認してみましょう。網で豪快に食材を焼いていくというのはいい体験になりますよ。

アルミホイルを使うと便利

意外とバーベキューは後片付けを含め面倒な点も多いですが、アルミホイルを使うとコンロを汚れにくくしてくれて処理しやすくなり初心者でも簡単に後片付けできておすすめです。ただのアルミホイルではなくアウトドア用の厚手のものを用意しましょう。少しでも片付けやすくることで子連れでもバーベキューが楽しみやすくなりますよ。また鉄板がなくても厚手のアルミホイルなら焼きそばが作れて便利です。

炭について

安い炭(黒炭)、高い炭(白炭)があります。安い炭は火付きがよく初心者でも扱いやすい反面、すぐに燃え尽きたり、臭いや煙が発生することもあります。高い炭は火付が悪い反面、火持ちがよく、臭いや煙も発生しないという違いがあります。バーベキューを楽しむには炭の違い、特徴なども覚えておくといいでしょう。また必要なものも増え火おこし器などがあると楽にバーベキューが始められます。

ファミリーキャンプの楽しみ方3:遊び

キャンプ場に合ったおもちゃを用意する

ファミリーキャンプでやることといえば遊びです。大人も童心に戻り遊び尽くすことで家族みんなで楽しめますよ。具体的には生き物探しからトレッキングなどの冒険、運動場(広場)があるキャンプ場だとフリスビーなどのおもちゃも大活躍しますよ。子連れでも楽しめるおもちゃを持っていくことをおすすめします。フリスビーはアウトドア用品で有名なメーカーからも発売されているぐらい定番の遊びです。

少し変わった遊び

少し変わった遊び道具にスラックラインがあります。スラックラインは専用の道具が必要になりますが、バランス感覚が鍛えられるアウトドアでも気軽にできる遊びです。必要なものは専用のゴム紐です。スラックラインはゴム紐での綱渡りみたな遊びとなり木にゴム紐をくくりつけることから、事前にキャンプ場に問い合わせて許可を取り楽しんでくださいね。おすすめアイテムのように手すりがあると誰でも楽しめますよ。

ファミリーキャンプの楽しみ方4:自然を満喫

普段できないことを楽しむ

出典: https://unsplash.com/photos/jFCViYFYcus(写真=暮らし~のより引用)

キャンプの楽しみ方は人それぞれですが突き詰めれば、自然を楽しむ、普段できないことを楽しむという形になります。ファミリーキャンプでもソロキャンプでも同じで大自然の中だからこそ川遊び、生き物探し、焚き火、スラックラインなどの変わった遊びができます。大人ならハンモックで昼寝でもいいでしょう。自然を間近に楽しみ、非日常を楽しんでくださいね。

夜は空に注目

出典: https://unsplash.com/photos/ex7j-sLCJL8(写真=暮らし~のより引用)

夜は空に注目してみましょう。都会では見えない星がはっきり見えます。時間帯にもよりますが、標高の低い場所でも周りに自然が多ければ多いほど星空が見えますよ。キャンプ以外ではなかなか見えない星空のため、ファミリーキャンプでも夜の星空観察はおすすめです。このときに虫除けスプレーや蚊取り線香などの対策を忘れないようにしてくださいね。

ファミリーキャンプの始め方のまとめ

始め方はキャンプ場選びが重要

出典: https://unsplash.com/photos/Tx7_T5TZNrY(写真=暮らし~のより引用)

家族を説得する材料としてきれいで管理の行き届いているキャンプ場というのは非常に重要です。また費用面でもレンタルがあるキャンプ場のほうが楽しみやすくなるため、キャンプ場をしっかり調べて準備してから計画してくださいね。楽しみ方は人それぞれですが道具を工夫すると無限大の楽しみ方がありますよ。電源付きサイトではゲームや映画をみるアウトドアなのにインドアな楽しみ方も可能です。

 

 

文・揚げ餅/提供元・暮らし~の

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