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「こんな社長がいるメーカーの車が買いたい!」レーシングドライバー“モリゾウ”が社長のトヨタ
東京オートサロン2023でトヨタは、『GRヤリス ラリー2 コンセプト』のデモランを特設イベント会場で公開しました。
このデモランではTOYOTA GAZOO Racing ワールドラリーチームの代表、ヤリ-マティ・ラトバラ氏がドライバーを務めたほか、トヨタ自動車社長の豊田章男氏もレーシングドライバーの“モリゾウ”としてパフォーマンスを披露。
優勝経験を持つレーシングドライバーにも迫るほどの運転技術を持ち、他メーカーの車であっても良い車であれば絶賛する豊田章男氏は自動車メーカーの社長の中でも屈指の車好きとして知られています。
豊田章男氏のこうしたパフォーマンスによって、SNSなどでは「章男社長になってからのトヨタ車は楽しい」「こんな社長がいるメーカーの車を買いたい」といった反応があり、トヨタの代表である社長自らが車を楽しんでいる様子は、ファン作りに大きな効果があるようです。
「車は自分のアイデンティティ」自家塗装にユーザー車検もこなす日産の内田社長
何かあれば会社の経営に大きな影響が出てしまうため、豊田章男氏のようなど派手なパフォーマンスを披露する社長は稀有な存在ではありますが、トヨタ以外にも「車好き」を公言する社長が経営する自動車メーカーはあります。
日産が2020年10月28日に公開した動画では、フェアレディZ プロトタイプに社長の内田誠氏が試乗。真剣な表情でマニュアルトランスミッションを操作し、フェアレディZ プロトタイプの運転を楽しむ様子が映し出されました。
新型フェアレディZを発表した際には、若かりし日の内田社長がZ32型フェアレディZの運転席の窓から手と顔を出してポーズを決めた、93年8月7日の日付が記載されている写真も公開。今と変わらない笑顔が写るその写真に「エモい」という感想を抱いたファンも少なくなかったようです。
内田誠氏は、「クーペのマニュアルが好き」と明かしているほか、趣味の愛車には自ら塗装を行なったりユーザー車検を利用していることなども話し、「車は自分のアイデンティティ」と語っています。
スズキ社長はレーシングスーツで最速車『Hayabusa』テスト走行!
車だけでなく二輪車も手掛けているスズキは、量産市販車最速のバイクとして知られる『Hayabusa』の3代目、2021年モデルの開発ストーリーを公開しています。
この動画の冒頭、開発中モデルのHayabusaを止めてヘルメットを脱いだライダーはなんとスズキの鈴木俊宏社長。
発表や会見の場での、スーツを着用した姿がおなじみの鈴木俊宏社長ですが、この動画内では常に革のレーシングスーツを着用して姿で登場し、Hayabusaの2021年モデルの魅力を語っています。
テスト走行の感想では「180キロちょっと出ていたね」と、常用域を大きく超える速度で走行していたことを話し、「普段使わない領域でも安定している」と、Hayabusaの動力性能の高さをアピール。動画の最後では、「ぜひ、買ってください!」と、ファンに向けてこれ以上ないストレートなメッセージを送りました。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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