Amazonプライム・ビデオ、Netflix、TVer、DAZNといった動画配信サービスを、大画面テレビで楽しむためのデバイスがAppleの「Apple TV」です。現在は第3世代の4K対応モデルが発売中ですが、Amazonの「Fire TV」シリーズやGoogleの「Chromecast」に比べると、今いち影が薄いようです。そのようななか、米国Bloomberg(ブルームバーグ)の報道によれば、現在Appleは最新プロセッサを搭載した新型Apple TVを開発中とのこと。果たしてどのようなものになるのでしょうか?
そもそも「Apple TV」って何? どんなことができるの?
今や動画は、Amazonプライム・ビデオ、Netflix、TVer、DAZN、Disny+といった動画配信サービスで楽しむのが当たり前です。
しかし、迫力あるアクション映画や戦争映画などであれば、やはりスマホではなく、リビングの大画面テレビでゆったり楽しみたいものですよね。
そこで注目されているのが、テレビに接続することで動画配信サービスを観られるセットトップBOXです。これにはAmazonの「Fire TV」シリーズやGoogleの「Chromecast」などがありますが、iPhoneユーザーならやはりAppleの「Apple TV」が気になるところです。
Apple TVがあれば、Amazonプライム・ビデオ、Netflix、U-NEXT、dTV、ABEMA、DAZN、YouTubeなどを大画面テレビで視聴できるのはもちろん、音楽を聴いたいり、ゲームを楽しんだり、
iPhoneの画面をミラーリングして、大画面テレビに映すことが可能となります。
ただし、ライバルに比べApple TVの価格は非常に高いこともあって、セットトップBOXのシェアではAmazonの「Fire TV」シリーズに及ばないようです。
新型Apple TVは最新プロセッサを搭載して2024年上半期に登場か?
動画や音楽の視聴やiPhoneのミラーリングなど、非常に便利な機能を持つApple TVですが、米国の情報配信サービス「Bloomberg(ブルームバーグ)」は、2023年1月19日に次世代Apple TVについて報道しました。
このBloombergの記事によると、現在セットトップBOX市場はAmazonの「Fire TV」やGoogleの「Chromecast」に握られており、Apple TVのシェアはたった5%しかないそうです。そこでAppleでは巻き返しを図るべく、新型Apple TVを開発中とのこと。
気になる新型Apple TVですが、本体デザインは現行のApple TV 4Kを踏襲したもので、搭載するプロセッサ(チップ)は最新の高速なものにアップグレードされます。早ければ2024年上半期に登場するようですが、残念ながら8K画質にまでは対応しないようです。
まとめ
いかがでしょうか? 新型Apple TVが8Kに対応しないのは少々残念ですが、最新の高速プロセッサを搭載して2024年上半期に登場するようです。
また、Bloombergはこの記事のなかで、AppleがApple TVとスマートスピーカー、そしてFaceTimeを組み合わせた新たなデバイスの制作を目指していたものの、開発に失敗。このプロジェクトは、現在Appleのスマートテレビの開発に引き継がれていることも伝えています。
確かにスマートテレビ市場もGoogle TV(Android TV)に市場を独占されているので、Apple TV搭載のスマートテレビが登場すれば、日本ではもっとシェアを伸ばすかもしれませんね。
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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