》搭載ムーヴメントをチェック
ケースの裏ブタは機密性を重視したスクリューバック仕様。ムーヴメントを見ることはできないが、内部にはSoprodのCaL.C125が搭載されている。ETA 2893-2のジェネリックに位置付けられるムーヴメントであり毎時2万8800振動で、42 時間のパワーリザーブを備える。短針の単独調整機能はなく、GMT針を調整する仕様となっている。
》装着感をチェック
ケースの直径40mm、ラグの上下幅約49mm、厚さ約13.6m。1950年代のスーパーシーウルフは約36mmであったが、スーパーシーウルフワールドタイムでは現代のニーズに合わせて40mmにケースの直径をサイズアップしており、スポーティな印象が強くなった印象を受ける。
都市名を記載したベゼルの存在感が強いため時計単体で見た場合はやや大きめな印象を感じていたが、装着した際はラグの先端が手首の内側に納まるため、装着感、見た目ともにバランスはなかなか良い。程よく存在感を主張しつつ快適に装着できる。
ゾディアック(ZODIAC)とは
1882年にスイス、ジュウ渓谷のル・ロックルに創業者であるアリスト・カラムが創設した時計工房を原点に持つ老舗ブランド。
その後、同社は紆余曲折を経て本格機械式時計の製造を一時休止することになるのだが、2014年に本格機械式時計の製造を復活。
新生ゾディアックでは、新たにスイスのビエンヌに製造拠点を設立したほか、機械に関してもグループ内にムーヴメントメーカーであるSTP(スイス・テクノロジー・プロダクション)を保有し、確かな品質とコストパフォーマンスを両立したコレクションを展開している。
【問い合わせ先】
フォッシルジャパン(ゾディアック)
TEL.03-5992-4611
文◎船平卓馬(編集部)
提供元・Watch LIFE NEWS
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