ファミリーマートは1月25日、岡山市内にあるベネッセコーポレーションの施設内に無人決済システムを導入した「ファミリーマートベネッセ高柳/S店」をオープンする。同社としては中国地方で初の無人決済店舗となる。
TOUCH TO GO(タッチ・トゥ・ゴー、東京都港区)が開発した無人決済システムを導入した同店では、天井に設置したカメラなどで入店客と客が手に取った商品を認識する。出口付近に設置された決済端末のディスプレーに購入商品と合計金額が自動で表示され、利用客は「ファミペイ」を含むバーコード決済、交通系電子マネー、クレジットカード、または現金で支払う。
通常の有人レジ店舗に比べて、買物にかかる時間を短縮できるほか、店舗運営の省人化・省力化につながる。同店の店舗面積は約15㎡で、弁当やパン、飲料、スイーツなど焼く400種類の商品を取り扱う。営業時間は午前8時から午後6時。
提供元・DCSオンライン
【関連記事】
・「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
・ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
・1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
・全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
・キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」