危険な場所にも飛び込まなければいけない
反社会的勢力に融資するわけにもいかないので、「決算書をいただいて検討させていただきます」と同じことを何十回も繰り返し答えるしかありませんでした。
相手からは「馬鹿にしてるのか」と凄まれ、とてつもないプレッシャーの中、最終的にはなんとか許してもらい帰してもらえました。
この事件の発端となった部下の行為は、注意すれば防げたレベルの低いものでした。しかし、そういったありえないミスに対しても、管理職である私が全責任を負い、危険を顧みずに飛び込まなくてはいけません。
この事件の後、また同じような状況に追い込まれるのではないかとびくびくする日々を過ごしました。結局、数年後に退職しました。
(50代・男性)
今回は「管理職になりたくない」と思ったエピソードについて紹介しました。
あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてください。
文・MONEY TIMES編集部