ほぼ地獄の状態

納品しても代金が支払われなかった場合、営業担当者が責任を負うことになっていました。しかもマネージャーである私にも責任があるということで、給料が下がる仕組みになっていたのです。

部下がいる手前、自分の営業数字を下げるわけにもいかず、朝から晩まで15時間近く働いていました。管理職なので当然、残業手当などはありません。さらにその当時、嫌がらせかのようにリーマンショックが襲来し、お先真っ暗状態でした。

夜の街から人々は消え、借金のあるお店は倒産、夜逃げ、自己破産と次々と問題が発生し、私はうつ病を発症する直前に会社を辞めました。

プレイングマネージャーとは聞こえはいいですが、ほぼ地獄です。

(50代・男性)

今回は「管理職になりたくない」と思ったエピソードについて紹介しました。
あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてください。

文・MONEY TIMES編集部