「セブン-イレブン」がイスラエルに進出した。現地時間の1月11日、最大都市テルアビブに1号店をオープン、今後5〜6年をかけてイスラエル全土にセブン-イレブン店舗を展開していく予定だ。

 セブン-イレブン・ジャパンと米7-イレブンの合弁会社、7-イレブン・インターナショナルが2022年、現地企業のElectra Consumer Products(エレクトラ・コンシューマー・プロダクツ)と20年間のマスターフランチャイズ契約を締結。エレクトラ社が店舗の開発・運営を行う。

 イスラエルの店舗では、米セブン-イレブンの人気商品であるシャーベット状のソフトドリンク「スラーピー」などに加え、ユダヤ教の戒律に則った「コーシャ(カーシャ)食品」のサンドイッチやサラダ、ソーセージなどを提供、地域密着のコンビニを目指す。

 セブン-イレブンは世界で8万3306店(22年11月末時点)を展開しており、イスラエルが19番目の国・地域となる。

セブンイレブンがイスラエルに進出、テルアビブに1号店オープン
ユダヤ教の戒律に則った「コーシャ食品」などを販売する(画像=『DCSオンライン』より 引用)

提供元・DCSオンライン

【関連記事】
「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」