(本プレスリリースは、 富士通Japan株式会社が発行したものです) 株式会社京急イーエックスイン(注1)(以下、京急イーエックスイン)は、ニューノーマル時代に求められる非接触・非対面による高い安全性の確保と、ワーケーション需要の拡大などを背景にスマートでスピーディーなチェックイン・チェックアウトによる利便性のさらなる向上を可能にする富士通Japan株式会社(注2)(以下、富士通Japan)の「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart(グロービアスマート) ホテルSaaS ノータッチステイサービスオプション」(以下、ノータッチステイサービス)を中核とした新レセプションサービスを、1月25日から「京急 EXホテル 札幌」において運用開始します。

本サービスにより利用者は、LINE上で事前に予約確認や宿泊者情報の入力ができ、従来チェックイン時にフロントで求められた宿泊者名簿の記入が不要になります。また、LINE上に表示される予約QRコードをフロントに新設したセルフ事前チェックイン機にかざすだけでルームキーの受領が可能なうえ、セルフ事前チェックイン機で返却もできるため、チェックインからチェックアウトまで全て非接触・非対面で完結できます。

今後両社は、京急イーエックスインホテルグループにおける本サービスの導入店舗を拡大し、安心・安全でスピーディーなレセプション業務の実現と、心のこもった良質なサービスによるホスピタリティの向上を図り、一人ひとりのニーズに応じた新たなホテルステイを提供していきます。

【 背景 】
テレワークの急速な普及を背景に、国内のワーケーション市場は2023年度に1,000億円規模(注3)への拡大が見込まれる中、近年宿泊施設の用途も多様化しています。羽田空港へのアクセスが便利な京急沿線を中心にホテルチェーンを展開する京急イーエックスインでは、安全性や利便性を高め、利用者に有意義な時間を過ごしてもらうため、レセプション業務のスマート化を積極的に推進しています。北海道初出店として2022年6月にオープンした「京急 EXホテル 札幌」では、開業時よりキャッシュレス決済の導入やセルフチェックイン機を設置しており、さらに、富士通Japanの「ノータッチステイサービス」と、今回追加導入するオムロンソーシアルソリューションズ株式会社(注4)のセルフ事前チェックイン機を連携させることで、チェックインからチェックアウトまで完全に非接触・非対面で行える新レセプションサービスの運用を開始します。

京急 EXホテル 札幌、完全非接触・非対面でチェックインからチェックアウトまで可能な新レセプションサービスを開始

図1. 完全非接触・非対面でのチェックイン・チェックアウトが可能となる「京急 EXホテル 札幌」


【 新レセプションサービスの特長 】
1.完全非接触・非対面で、チェックインからチェックアウトまで行えるため、安全性と利便性がさらに向上
従来のチェックインでは、フロントで宿泊者名簿の記入を行う必要がありましたが、新サービスでは、LINEで事前に宿泊者情報の入力を行うことが可能なため、ホテル到着時にはLINE上に表示された予約QRコードを新設したセルフ事前チェックイン機に読み込ませるだけで、チェックインが完了しルームキーの受け取りが可能です。また、セルフ事前チェックイン機にルームキーを返却すればチェックアウトも可能なため、完全非接触・非対面でチェックインからチェックアウトまで行うことができます。そのため、利用者は新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症対策の面から安心してホテルを利用できるうえ、スマートフォンにホテル専用アプリをインストールすることなく、ホテルの予約確認やセルフ事前チェックイン機によるスピーディーなチェックインなどのサービスを利用できます。

京急 EXホテル 札幌、完全非接触・非対面でチェックインからチェックアウトまで可能な新レセプションサービスを開始

    図2.LINE上に表示されるQRコードのイメージ       図3.新たに設置するセルフ事前チェックイン機


2.ホテルのレセプション業務を効率化でき、より少ない人員で質の高いホテルサービスの提供が可能
新型コロナウイルスのまん延に伴いホテル業界では、利用客減少に伴う売上減少などにより、ホテル運営における業務効率化やリピート率の向上がこれまで以上に重要な課題となっています。新レセプションサービスの導入によりレセプション業務の効率化が実現できるため、従業員の業務負荷軽減とともに、省力化により生まれた人手や時間を、ワーキングスペースやギャラリーなど利用者がニーズに合わせて自由に過ごせるロビー空間の演出や、北海道の魅力を伝えるインフォメーション、客室での快適な滞在を支えるフロントデスクのサービスなどに活用することで、ホテルのホスピタリティや利用者の満足度向上に貢献します。

【 新レセプションサービスの概要について 】
・開始日時:2023年1月25日(水曜日)チェックインから
・導入店舗:京急 EXホテル 札幌(所在地:北海道札幌市北区北6条西4-2-6)
・導入サービス:ノータッチステイサービス
・設置機器:セルフ事前チェックイン機(ホテル自動チェックイン機セルフチェックイン端末スマーレ)1台

【 商標について 】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【 注釈 】
(注1)株式会社京急イーエックスイン:本社 神奈川県横浜市、取締役社長 染崎 素洋。
(注2)富士通Japan株式会社:本社 東京都港区、代表取締役社長 砂田 敬之。
(注3)国内のワーケーション市場は2023年度には1,000億円規模:
   出典:株式会社矢野経済研究所「ワーケーション市場に関する調査(2022年)」(2022年9月14日発表)。
(注4)オムロンソーシアルソリューションズ株式会社:東京都港区、代表取締役社長 細井 俊夫。

【 関連リンク 】
・FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart ホテル
 https://www.fujitsu.com/jp/group/fjj/services/application-services/enterprise-applications/glovia/glovia-smart/hotel/hotel/
・京急 EXホテル 札幌
 https://www.keikyu-exhotel.jp/hotel/sapporo/
・ホテル自動チェックイン機セルフチェックイン端末スマーレ
 https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/automation/smare/

≪ 本件に関するお問い合わせ ≫
株式会社京急イーエックスイン 運営部 広報担当
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