「あの海、今年はどんな感じかなぁ…」、「次はどこに行こうかなぁ…」と考えているダイバーの皆さまへ、全国各地のガイドたちが今シーズンの現地の海情報を提供!
今回は、鳥取県岩美郡にダイビングショップを構える、「ブルーライン田後」の代表・山崎英治やまさきえいじ氏(以下、山崎氏)にお話を伺った。
編集部
おすすめの海を教えていただけますか?
山崎氏
「田後」エリアの「小坊主」と「ゴイシワラ」というポイントです!


今の海の様子はいかがでしょうか?
山崎氏
今年は例年より水温が高く推移しているので、冬~春の生物の便りはいつもより遅れている感じです。昨年12月に入り日本海の厳しい冬の時期に入ったので、海が荒れる日が多く、なかなか潜れる日が少ない状況です。でも、冬から春のアイドルたちはそのうち登場してくれると思います。
編集部
春を狙って田後に行くと、より一層楽しめますか?
山崎氏
そうですね。やっぱり春(3~5月)はサクラダンゴウオも観られるのでおすすめです。昨シーズンは一枚の海藻に26匹いて、こんなにたくさんいる場所は世界中どこにもないんじゃないですかね?たくさん乗っている海藻もいっぱいあるので、自分で探して発見できるのが田後らしい見どころですね。ちなみに海藻も繁茂してくるので、浅場のワイドも見どころのひとつです。



山崎氏
あと、チャンスがあればヒメタツのハートマークも情熱的な場面なので必見です。

編集部
サクラダンゴウオ、こんなにいるんですか!めちゃくちゃ、かわいいです…。やはりフォト派の方が多く潜りに来られますか?
山崎氏
はい、春の時期になるとフォト派のダイバーが増えてきます。皆さんのリクエストでは、やはりサクラダンゴウオが一番人気です。
編集部
一度にこんなにダンゴウオを見られる場所はなかなかないですもんね。最後に一言お願いします!
山崎氏
ダンゴウオは数がたくさんいるので撮影の順番待ちがなく、じっくり「myダンゴ」を観察&撮影していただけます。春の時期の水温は低めなので(12~16℃)防寒対策をしっかりして、思う存分楽しみましょう。しかも、1月12日(木)に今シーズン初のサクラダンゴウオを確認!同時に「ヤマサキ春のダンゴ祭り2023」を開催しました!今年もダンゴウオを見たゲスト様に先着100名様(1シーズン1名様1回限り)に当店オリジナルの「白いお皿」をプレゼントします!ぜひゲットしに来てください♪♪♪



編集部
山崎さん、ありがとうございました!
提供元・oceanα
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