GIVENCHY(ジバンシィ)が、1月18日(水)、パリのエコール・ミリテールで2023年秋冬メンズコレクションを発表した。当日はSnow Manのラウール氏も登場し、大きな話題を呼ぶコレクションとなった。

メンズウェアの原型を再評価したコレクション

現代のマスキュリニティという視点からメンズウェアの原型を再評価した、GIVENCHY 2023年秋冬コレクション。アーティスティック・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズ氏は、個々の考え方に基づくフォーマルや、気楽さ、自信といった服飾文化を表現した。

イギリスのインディーロックミュージシャン、Bakar(ベイカー)氏がショーのために作曲・録音したサウンドトラックに合わせて発表されたルックには、チェック、カモフラージュ、フレイム、デニム、ブリーチ・キャンバス、グレー・マール、ネオン、ティーンエイジ・パステルなど、アメリカ特有のパターンやカラーがふんだんに用いられている。

また、1960年代に創業者であるユベール・ド・ジバンシィ氏がジーンズにジャンパーを自然に巻きつけてスカートのように着用していた姿を思い起こさせるルックは、「どのように服を着るのか」という気持ちや、ジェスチャーを服に取り入れる自己表現など、個々の着こなしのアイディアをさらに刺激している。

コレクション全体を通して、ワークウェアの典型的なスタイルに華やかなモチーフが加えられた。スネークスキン、チータープリント、フェイクウルフファーなどは、ユベール・ド・ジバンシィ氏が愛したインテリアの中で見られるパターンやテクスチャーからインスピレーションを得ているという。

バッグはリラックススタイルの「Pandora(パンドラ)」や、「Voyou(ヴォワイユー)」のメッセンジャーバッグなど、ウィメンズのアーカイヴから影響を受けたモデルが登場した。

日本から、Snow Manのラウール氏が来場

ショー会場にはグローバルアンバサダーに就任したSOL氏や、ラッパーのタイガ氏、モデルのシャニーナ・シャイク氏など、世界中から多数のゲストが来場。

日本からは、Snow Manのラウール氏が来場し、自身初となるフロントロウでのショー鑑賞を満喫。2023年春夏メンズコレクションのニットスウェットや、メンズのシグネチャーアクセサリーであるGチェーンネックレス、GIVカットサングラス、TK-MXスニーカーに身を包み、会場を沸かせた。

現代のマスキュリニティを体現したコレクション、注目したい。

ジバンシィ ジャパン公式サイト

(suzuki)