狙い通りマハタも手中

カツオの切り身でワラサを連続ヒットさせていると、青物の放流の時間となった。この放流でさらに活性が上がり、イケス全体でまた数匹の青物が上がった。ほとんどがワラサだったが、釣友は見事カンパチもキャッチしていた。

ここで銀平(ウグイ)を投入すると、仕掛けが底付近に入った瞬間に大きなアタリでヒット。青物とは引きが違うことからマハタがヒットしたと判断し、いつも以上に丁寧にやり取りを行う。無事にタモに収まったのは、予想通りのマハタでしてやったりだ。

海上釣り堀『貞丸』でマダイにワラサ計13匹キャッチ 狙いのマハタも確保成功狙い通りのマハタにしてやったり(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

コーナー丁寧に攻めマダイ追加

この後、コーナー付近を中心に丁寧にマダイを狙うと、反応が良いとは言えない状況ではあったが、数匹のマダイを追加することができた。この調子で釣果を伸ばしていきたいところだったが、ここから予報通り風と雪が強くなってきた。

イケスの中までウネリが入り、冷たい風と雪が真横から吹きつけてくる。釣りにはかなり厳しい状況だ。ここで残り時間が1時間になった。

海上釣り堀『貞丸』でマダイにワラサ計13匹キャッチ 狙いのマハタも確保成功姿も味も抜群の貞丸のマダイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

最後は生きアジでワラサ連チャン

この日はここまで青物の反応が良かったので、生きアジを投入する。するとすぐにアジが追われてワラサがヒット。さらに連チャンでワラサがヒットしたところで、終了の時間を迎えた。

当日はマダイメインでの釣行となることを予想していたが、うまく青物の好反応に対応することができ、釣友と2人でワラサ9匹、カンパチ1匹と青物を計10匹釣ることができた。

海上釣り堀『貞丸』でマダイにワラサ計13匹キャッチ 狙いのマハタも確保成功後半の時合いでもワラサ2連発(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

最終釣果

私の釣果はワラサ6匹マハタ1匹、マダイ7匹の14匹。悪天候のなかバラシなどもあったが、狙いのマハタも釣れて大満足の釣果となった。

貞丸では大人気のマハタとマダイの釣果が注目されるが、実は青物の在庫も非常に多い。この記事が出るころにはハイプレッシャーで釣果が下がる年末年始期間も終わっており、マハタ、青物ともに好釣果が期待できるだろう。

海上釣り堀『貞丸』でマダイにワラサ計13匹キャッチ 狙いのマハタも確保成功青物爆釣&おいしいマダイ、マハタに大満足(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)

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<週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸/TSURINEWS編>

▼この釣船について
貞丸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年1月13日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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