浅草寺・宝蔵門の前で左から記念植樹の臨む伊藤園の神谷茂取締役専務執行役員、有村架純さん、浅草寺の守山雄順執事長

地域社会と積極的に協調し本業を通じて共有価値の創造(CSV)を実現する活動の一環で、1月23日から日本と海外3地域で同時発売する2023年版「お~いお茶」桜パッケージのアピールにもつなげる。
同プロジェクトは、伊藤園が公益財団法人「日本さくらの会」とともに「お~いお茶」桜パッケージ商品の売上金の一部を各都道府県の桜の植樹や保全活動に寄付するもので、2019年に開始し今年で5年目を迎える。
冒頭挨拶した伊藤園の神谷茂取締役専務執行役員は「これまで累計1178本の桜を植樹させていただいた」と振り返る。
今年1本目の植樹は、都内有数の桜の名所で国内外から毎年約3000万人の参拝者が訪れる浅草寺となった。
浅草寺の守山雄順執事長は「きれいな花をみて、なごやかな気持ちになって、本堂に参詣していただくことができる。伊藤園さんのこの社会貢献活動は誠に奇特なこと。その立派なお考えに賛同し、協力させていただいた」と感謝の意を表する。
記念植樹に臨んだ有村架純さんは「今年の記念すべき1本目を植樹するということで大変嬉しく光栄に思っている。この桜をはじめ全国で植樹されるということで、全国の桜が満開になる日を心待ちにしている」と述べる。
記念植樹は、雷門から本堂に向かい仲見世を抜けた宝蔵門の前で行われた。
【写真】浅草寺で「お~いお茶」をアピールする有村架純さん

提供元・食品新聞
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