
(画像=「からあげクン」「Lチキ」など店内で揚げたフライドフーズを冷凍品パッケージとして寄付する、『DCSオンライン』より引用)
ローソンは1月17日、販売期限を過ぎた「からあげクン」など店内で揚げたフライドフーズを急速冷凍し、子ども食堂に寄付する実証実験を始めた。店頭での食品ロス削減につなげる。
ローソンでは、まだ食べられるフライドフーズでも販売期限を過ぎると廃棄しているが、実証実験を行う「ローソンゲートシティ大崎アトリウム店」(東京都品川区)では、鮮度を保ったまま保存できる液体急速冷凍機で凍結し、しながわ子ども食堂ネットワーク事務局を通じて、品川区内の子ども食堂に寄付する。
対象は、からあげクン4種類のほか、「Lチキ」3種類、「鶏から」3種類、「北海道産きたあかりの牛肉コロッケ」「旨味あふれる牛肉メンチ」。実証実験は2月末まで続ける予定。地域のニーズやオペレーションを検証したうえで、他店舗への展開や対象アイテムの拡大について検討する。
ローソンでは食品ロスについて、2025年に18年比で25%削減、30年に50%削減を目標としている。19年8月からは、物流センターにおいて賞味期限は残っているものの店舗への納品期限を過ぎてしまった菓子・加工食品などを、支援を必要とする家庭に寄付する取り組みを続けている。
提供元・DCSオンライン
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