日本一の秘境駅!?小幌駅にいってみた
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

秘境駅の感覚を味わってみたかったために小幌駅を訪問。

目次
たどり着くまで
駅では

たどり着くまで

18きっぷシーズンでもある2022年3月、札幌駅から特急で1時間30分ほどで着くことができます。
東室蘭駅から普通列車に乗車し、左手に噴火湾、右手に有珠山を眺めながら揺られること約1時間、長いトンネルを抜けると目的地の小幌駅に到着します。

乗客は0人、降りた客は筆者1人のみ、最初に降りた感想は「何もない・・」でした。
駅自体も2本のトンネルに挟まれた地形に位置しており、三方は山、もう一方は海に囲まれている地形で当然のごとく住宅はゼロ、地図上では数百メートル先に国道37号線がありますが、山というより崖を越えていかなければいけないため、鉄道以外でたどり着くのはかなり難しいです。

聞こえる音も駅の下を流れる川のせせらぎのみで、鳥が飛んでいるのも見かけませんでした。
携帯の電波は圏外と電波1本を行ったり来たりの状態で、助けを呼ぶのも難しい状況で、ここで倒れたら最後、助けに来てくれる方は誰もいません・・・。

日本一の秘境駅!?小幌駅にいってみた
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

駅では

時刻表を見ると長万部・函館方面が1日4本、東室蘭・札幌方面が1日2本です。
長万部行きの列車が小幌駅に15時過ぎ着、30分ほど滞在した後、16時前に東室蘭行きの列車に乗車するのがおすすめです。
(筆者もこのタイムスケジュールで動きました)
それ以外の場合、列車の間隔が空きすぎてしまいます。

普通列車の本数とは対照的に、特急列車や貨物列車は頻繁に通過していきます。
列車が近づいてくるとトンネルの中の空気が押し出されるため、通過時はかなり強い風が吹きます。迫力はある一方で強風で線路に落ちないようご注意ください。

日本一の秘境駅!?小幌駅にいってみた
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)