目次
絵画の買取価格はどう決まる？
絵画を高額買取してもらうコツ
絵画の買取価格はどう決まる？
絵画は高いものでは何千万、何億とする場合もありますが、絵画の買取価格はどう決まるのか、疑問に思う方も多いでしょう。芸術作品は好みの問題もありますが、自分が持ってきた絵画の評価が低いと納得がいかない方もおられます。絵画の状態以外にも決め方は色々あるので、ぜひ確認してみてください。
買取価格の決め方①作品や作者の知名度
決め方1つ目は、作品や作者の知名度です。まずは作品の知名度は、誰もが知る有名な絵画だと複製画でも需要が高いため、高値が付くことがあります。また、作者が有名な方であれば、代表作でなくてもその方の作品ということで査定額が高い場合も多いです。ぜひ作家さんの名前もチェックしてみてください。
買取価格の決め方②本物or贋作
続いては本物か贋作かです。贋作は、本物とは別の作者が人を欺くことを目的として模写・模作した作品のことで、本物と偽って販売されたいわゆる偽物です。有名な作品ほど贋作も多かったりしますが、贋作も見ただけですぐに偽物と分かるものもあれば、なかなか見抜けないものあります。
贋作に価値がないのはお分かりいただけるでしょうが、本物だからと言って必ず高額になるわけではありません。有名作家ならいつの時代に書いたものか、絵画の状態によっても高額にならないケースもあるので注意しましょう。
複製画も贋作になるのでは、と心配される方もおられるかもしれませんが、複製画は原作者の許可をって複製されたものなので、贋作とは違い価値があるものとなります。
買取価格の決め方③希少性
希少性も価格に関わってきます。複製画は手軽に多くの人に絵を鑑賞してもらえるため、有名な絵はかなりの数の複製画が存在します。本物は当然1つなので希少性がありますが、複製画でも作られた数が少ないと市場に出回ることが少なく、希少性が高く高額になるケースもあります。
買取価格の決め方④世界経済
最後は世界経済です。世界経済との関わりは意外に感じるかもしれませんが、やはり景気が良くなければ絵画は売れず、需要がなければ絵画の価値も低くなります。絵画の価値が下がると買取額も下がってしまうため、世界経済が低迷している時期は高額になりにくいでしょう。
絵画を高額買取してもらうコツ
ここからは絵画を高額買取してもらうコツをご紹介してまいります。ちょっとした手間で金額が変わる変わることも多いので、少しでも高く買い取ってもらえるよう、査定前に実践してみてください。
ホコリはできるだけ綺麗に落とす
まずはホコリはできるだけ綺麗に落とすようにします。遺品整理や物置整理の際などに見つけた絵画は、ホコリを被った状態で保管されている場合も少なくありません。しかし査定の際にホコリが付いていると印象がマイナスになってしまうので、額縁など綺麗にできる部分はホコリを落としましょう。
絵の部分を直接拭くと塗料が剥がれ落ちたり、絵が傷む可能性があるので、落とせる範囲だけで大丈夫です。
鑑定書などがあれば一緒に持ち込む
鑑定書などがあれば一緒に持ち込むことで、作品の真贋鑑定がしやすくなる上、本物だと証明できるので高額査定につながる可能性が高くなります。購入時の箱や保証書なども一緒に査定してもらうとプラスの評価になるため、必ず探しておきましょう。
数店舗で出した査定額を比較する
最後は数店舗で出した査定額を比較することです。絵画の買取は、専門の買取店であってもすでにある在庫や買取を強化している作家などでも違うため、複数の業者で査定してもらっても価格がばらばらになる可能性があります。
査定額を比較することでその絵の相場が分かるようになり、より高い評価をしてくれる業者を選ぶことができます。可能であれば、リサイクルショップより絵画を専門で扱う業者で査定してもらうのがおすすめです。
