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ブンデスリーガやセルティックで日本人選手が活躍する中、かつて横浜FCでプレーしていたスパルタ・ロッテルダム所属のU21日本代表FW斉藤光毅(21)も結果を残した。同選手は今月21日のエールディビジ(オランダ1部)第17節・カンビュール戦で今季初ゴールをマーク。見事チームを勝利に導いている。
斉藤光毅は昨年6月、ベルギー2部ロンメルSKからスパルタ・ロッテルダムへレンタル移籍。コンディション不良によりシーズン開幕当初は出場時間が少なかったものの、10月以降はリーグ戦9試合中4試合の先発出場とレギュラー争いを繰り広げる中、カンビュール戦でも先発出場していた。
すると1-0で迎えた18分、味方選手が敵陣でボールを奪取。ペナルティエリアに抜け出した斉藤光毅へ浮き球のパスを供給すると、斉藤光毅は胸トラップから相手ゴールキーパーとの1対1で冷静に流し込み追加点をマーク。スパルタ・ロッテルダム移籍後初ゴールを挙げている。
また同選手は60分までプレー。チームが3-0で勝利すると、採点サイト『Sofascore』にて10点満点中「7.1」と及第点以上の評価を与えられている。
なお斉藤光毅は2020年12月、横浜FCからロンメルSKへ完全移籍。海外挑戦1年目からスーパーサブとして出場機会を確保すると、2021/22シーズンはリーグ戦28試合中17試合の先発出場で5ゴール2アシストをマーク。昨年6月開催のAFC U23アジアカップでもほぼ全試合に出場するなど、パリ五輪の日本代表候補として注目を集めている。