A.時刻や日付け調整をする際に操作するパーツ
“リューズ”はゼンマイを巻き上げたり、時刻の調整を行う際に使用するパーツ。歯車といった時計内部の部品を動かす非常に重要なものである。一般的にはケースの3時位置側に設けられることが多い。
リューズには主に“引き出し式”と“ネジ込み式”の2種類がある。
前者はリューズをそのまま引き出すだけで作動させることができ、クォーツ時計やシンプルな3針時計に採用されることが多い。
もうひとつのネジ込み式は、リューズをねじ込むことでパッキンと呼ばれるゴムを用いて密閉してリューズからの浸水を防ぐというもの。
引き出し式と異なり、操作する際はリューズを6時位置側に回してロックを解除してから使用する。

(画像=リューズ単体とパッキンの写真。ロレックスではパッキンを三つ使用することでケース自体の気密性を高め、防水効果をさらに高めている,『Watch LIFE NEWS』より 引用)
文◎松本由紀(編集部)
提供元・Watch LIFE NEWS
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