コロナを春ごろから5類に移行すると報じられています。海外に住む私には直接的には関係ない話ではありますが、想像するに5類になってもマスクを取るのは恐る恐る、という感じで案外、ずっとマスクの人も残る気がします。
ここカナダでもアジア系のスーパーに行くとマスクをした方は割と目立ちます。欧米の人に比べアジア人は敏感に感じます。最後は自己判断で基礎疾患や健康的懸念があると思う人はマスクを続けた方がいいのかもしれません。ただ、精神衛生的な面ではもう少し研究も必要でしょう。マスクがない生活は当たり前だけどすがすがしいですよ。
では今週のつぶやきをお送りします。
アメリカのハイテク株は底打ちか?今週、マイクロソフトとグーグルの親会社、アルファベットが従業員削減策を発表しました。これでハイテク大手のリストラはアップルを除き、ほぼ全部出そろったわけで数週間後の10-12月決算を待つばかりとなりました。業績悪化はある程度織り込んでおり、その対策が前倒しで発表されているので株価の下値はそれほど深くないように見えます。そうかといってこれからグイグイ株価が上伸するとも思えませんが、とりあえずは安堵できる状態になりつつあるように感じます。
一方、銀行、金融はもう少し様子を見たいところです。先般ゴールドマンサックスが大規模な人員削減を発表しキャピタルワンも人員削減をしました。人員削減をしなくてもドイツ銀行のようにボーナスの削減などを含めた対策はしばらく出そうです。理由は新規貸し付けやM&Aが激減しているからです。私は雇用のリバランス化という見方をしてますが、ハイテクのエンジニアや金融のマネーマンをリバランスすると言っても何処でもよいという訳にもいかず、案外難しい話のようにも見えます。
もう一つ、FTXの倒産以降、すっかり影を潜めていた暗号資産ですが、以前からビットコインは16000㌦あたりが底だと申し上げていました。それは採掘コストが12000㌦程度なのでそれ以上は下げにくいからです。事実この2週間で確実に上昇し、現在22000㌦台で上昇バイアスを維持しています。FTX絡みで連鎖倒産が今でも出ていますが、これも暗号資産を社会が受け入れるための試練であり、ビットコインとイーサリアムはその根幹をなすインフラなので、消滅するとか、暴落して紙くずになることは考えにくいのです。人々の意識は着実に変わるはずでそれまで待てる人がこの投資では勝ち組になるでしょう。