ウクライナにとってはこんな理不尽なことはないのだが、起きてしまったことは最早変えられない。
とにかく、ロシアの言いなりにならないためには、戦い抜くしかないはずだ。
ウクライナが軍事大国ロシアに勝利するなどということは、やはり考えられない。
出来ることは、負けないことである。
ロシアと戦うことが大変な犠牲と損失を蒙ることになるが、戦うことにした以上すべてを受け容れるしかないだろう。
アメリカやNATO諸国の後ろ盾があるウクライナが、むざむざとロシアに敗れるとは考えられない。
結局、ロシアはウクライナには負けないが、ウクライナに勝つことも出来ない、ということになるのではないか。 ロシアが蒙る被害も、プーチン大統領らが当初思っていた以上に甚大になるはずだ。
ロシアもウクライナも負けないが、勝てもしない、というのが、結局はこの戦いの結論になりそうだ。
問題は、いつ、そういう結論に達するか、ということだろう。
やはり1年後かな。それとも、2年後かな。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2023年1月20の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。