インスタグラムやフェイスブックには、たくさんの人とグルメな写真や華やかなパーティーの様子など「リア充」の報告がアップされています。
中には、数十年前の学生時代の写真を掲載する強者もいます。
かく言う私も、食べるのが好きなので、自分が行ったお店の写真をアップしたりしています。備忘録も兼ねて書いていますが、アップすると「いいね!」がどれぐらいついているかは、やはり気になります。
数が多ければ、たくさんの人に見てもらえていると感じ、承認欲求が満たされた気分になるのは否定しません。SNSに写真や動画をアップする人のほとんどは、恐らく私と同じように承認欲求を求めているのだと思います。
しかし、リアルな世界ではなくSNSに依存しているということは、裏返せばSNS以外の日常生活での承認欲求が満たされていないことを示唆します。
日常生活で、周りにいる人とのコミュニケーションに満足している人は、敢えて不特定多数に何かを求める必要はないからです。お互いに深く理解している身近な友人やパートナーと、共通の興味について語り合えば、それで充分です。