小学校から高校までサッカーで全国大会に出場経験もあるスポーツ男子だった山田成世（やまだなるせ）さん（25）。もともとトレーニングを趣味程度で行っていたこともあり、自分では「マッチョ」だと思っていた山田さんは、ある日、自分が写った写真を見てショックを受けた。当時の体型は身長169cmに対して体重はなんと87kg。家族からも「デブ」と言われダイエットを決意した。甘いものが大好きな『甘党男子』の山田さんがストレスなく、半年間で20kgの減量に成功したビフォーアフターを公開する。
「家族に『デブ』と言われたことがきっかけで、大会に出れるぐらい痩せようと思いました。それまでは毎日夕食後に缶チューハイ３缶とポテトチップス、チョコパイと好き放題食べていました。小学校から高校までサッカーをしており、トレーニングも趣味程度で行っていたこともあって自分ではマッチョだと思っていましたが、撮ってもらった写真を見て恥ずかしくなりました」
トレーニングは以前より行っていたこともあり、まずは食事を見直し、自分で調べながら『ローファットダイエット』で体重を落としていった。
「かなりの『甘党』なので週１回は好きなものを食べる『チートデイ』をしていました。ストレスが溜まりづらく意外と良かったです。現在は週５回のトレーニング（有酸素なし）と、タンパク質を意識した食事で、その他は好きなものも食べています。タンパク質は一日４〜５回で、１回あたり30〜40g摂るようにしています。やはり甘いものが好きなので、週の半分はお菓子やラーメン、マクドナルドなどジャンキーなものも食べています」
87kgあった体重は67kgにまでに減量し、見事、－20kgのダイエットに成功。しかし、甘党の山田さんがストレスなく体重を落とすには、お菓子を食べる時間や内容に工夫が必要だった。
「食べた分運動するのはマストですので、トレーニング前後に甘い物を食べるようにしています。なるべく洋菓子より和菓子を選び、ストレスを溜めこみすぎないように定期的（1〜2週に1回程度）にチートデイを入れるといいと思います」
ダイエットを決意した当初の目標であった『大会出場』は、ダイエット開始から半年後の2022年９月24日に「マッスルゲート奈良」で、メンズフィジーク新人の部172㎝以下級に出場を果たした。初めての大会では結果は残せなかったものの、20kg減量の経験を活かし、パーソナルトレーナーへと転身、さらにパーソナルトレーニングジムを自ら開業している。
「パーソナルトレーナーになり、お客様にも食事指導ができるようになりました。そして、好評をいただいているおかげで自信がつき、パーソナルトレーニングジムを開業することができました。今後はメンズフィジークで結果を出したいと思っています」
取材：FITNESSLOVE編集部
提供元・FITNESS LOVE
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