「ニューバランス(New Balance)」は1月25日、ライトウェイトハイキングシューズとして愛された名作「レーニア(Rainier)」のオリジナルカラーを約40年振りに復刻販売する。

 「レーニア」は1982年に登山家でありガイドサービス会社レーニア・マウンテニアリング(Rainier Mountaineering)の共同設立者であるロー・ウィッタカー(Lou Whittaker)の提案によってデザインされた。重いブーツの代わりに「ニューバランス」のテニスシューズを履いてハイキングしたところ、非常に快適だったため「靴底に凸凹加工を加えてはどうか」と依頼があったという。「ニューバランス」とのパートナーシップによって誕生した「レーニア」でウィッタカーは同年、初のアメリカ隊を率いてエベレスト山北壁登頂に成功した。

 今回復刻した「レーニア」は、フルグレインレザーとCORDURA®︎のコンビネーションアッパーにFlyinf NBの型押しロゴを配し、アウトソールにはグリップに優れたVIBRAM社製を採用し、オリジナルモデルと同様に再現されている。

同モデルは先日発売された「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE)」とのコラボレーションでも話題になったばかりだ。「ニューバランス」の公式サイト及び各店舗(原宿、新宿、六本木、大阪、福岡)で販売され、価格は22,000円で、サイズは22.0〜29.0、30.0センチの展開だ。

文・岡本湧/提供元・SEVENTIE TWO

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