【BリーグALL☆STAR】河村勇輝 最多得票、初出場、初キャプテン、初コンテスト優勝そしてゲームも勝利 MVPは篠山竜青
1/14(土)に3年ぶりにようやくBリーグオールスターが帰ってきた。開催地は復活の水戸、アダストリアみとアリーナ。ファン投票、リーグ推薦、SNS投票などで選ばれた選手が盛り上げた。
B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 B.BLACK VS B.WHITE
B.BLACK 127-123 B.WHITE
1Q 29-23
2Q 37-32
3Q 31-44
4Q 30-24
#2 富樫勇樹 22得点 9AST
#32 シェーファーアヴィ幸樹 22得点 (3P6/10)
#40 ジョシュ・スコット 18得点 7rreb
#21 ギャビン・エドワーズ 17得点 10Reb
#11 セバスチャン・サイズ 29得点 13Reb
#45 ジャック・クーリー 18得点 13Reb
#5 河村勇輝 14得点 5AST
#24 大塚裕土 11得点(3P3/5)
25 平尾充庸 11得点
ゲームは河村、富樫の日本を代表するポイントガードがtipoffジャンパーを務めた。B.BLACK キャプテン河村は前日会見でテーマは「勝利」と掲げていてスリーポイント、アシストとゲームを作り盛り上げて行く。
またビッグマンがスリーポイントを決めるのもオールスターの楽しみになっている。アヴィ、クーリー、スミス、ギャビンがアウトサイドで待ち、フリーならば打っていき13本ほど決め切りプレーの幅を見せる。
また、富樫に対して、河村と篠山でディフェンスのトラップをかけたりなどで会場を沸かせた。会見では、3人とも狙った通りと仕掛けた側、仕掛けられた側と双方アピールするなどして盛り上げた。ダンクやスリーポイントで盛り上がる事は素晴らしいが、ディフェンスのトラップで会場を沸かせるのは、また新たな盛り上げになる。
B.BLACKは11点リードして折り返したが、B.WHITEは富樫らのスリーポイントで一気に追い上げていき遂に逆転する。リードして迎えた最終クォーターは負けたくない気持ちも各選手が上がっていき、ディフェンスの強度も強くなる。宴ではあるがプロ選手の負けたくない気持ちがぶつかる4Qはいつも盛り上がる。
最終局面では、B.WHITEはファウルゲームを仕掛けていき、河村が2点差の中フリースローになった時、富樫がかけより、軽く話し合っているのもファンは湧く。落とせば延長になるのか。決めて勝利を決定づけるか、決めてリードを守りB.BLACKが127-123で勝利した。
セバスチャン・サイズ ダンク8本決める29得点13Reb
B.WHITEキャプテン 比江島慎
川崎でチームメイトの辻直人(広島)と大塚裕土(A千葉)はスリーポイント入れ合いで3ポーズ決める
ビッグマンたちのスリーポイントに湧くベンチ
MVPは会場を常に沸かせた篠山竜青が受賞した。また、MVP候補のセバスチャン・サイズはダンク8本、29得点13リバウンドと、前日のダンクコンテストに続きチームの勝利に貢献して世界ランキング2位のスペイン代表のプレーをファンに見せた。篠山竜青は、リーグ屈指の千両役者を発揮してくれた。水戸黄門様だけでなく、ゲームの流れに対しての作り方など、3年ぶりのオールスターにしてくれた。
また来年2024年のBリーグオールスターは沖縄で開催される。茨城ロボッツ平尾から琉球の今村にオールスターボールがリレーされた。過密なBリーグ日程の中で選手たちは日本のバスケット界の為ハッスルしてくれた。感謝と共に、また始まるリーグ後半戦が楽しみになる。