1962年誕生時、スクラッチレジスタント(耐傷性)に優れたユニークなフォルムとカリスマ性で時計業界にセンセーションを巻き起こした「DiaStar(ダイヤスター)」。
ラドーは今年1月、その60周年を記念し、当時の個性を残しつつモダンにアップデートされた新作「DiaStar Original 60-Year Anniversary Edition(ダイヤスター オリジナル 60周年アニバーサリー エディション)」をリリース。取扱店にて順次販売を開始する。
「ダイヤスター」の60周年記念エディションが誕生
「ダイヤスター オリジナル 60周年アニバーサリー エディション」は、ラドーが好むハイテクマテリアルのひとつである「セラモス」を使用したタイムピース。
同モデルのデザインは、スイスのプロダクトデザイナー、アルフレッド・ハベリ氏が手がけた。オリジナルの強烈な個性を保ちつつ、最新で最高のイノベーションを加えた逸品だ。
放射線を描くようにブラッシュ加工を施したマットなセラモスのベゼルを、オーバル型をしたステンレススチール製ケースの上に配置。ケースとダイヤルはモノクロの配色をとる一方、針とアワーマーカーは僅かにSuper-Lumi Novaが施され、美しいコントラストを成している。
もっとも特徴的なのは、アルフレッド・ハベリ氏のデザインへのこだわりと遊び心を反映した、6時位置にあるグラフィカルインジケーターだ。日付表示機能を特定の言語表記にするのではなく、グレーとナチュラルカラーで構成されたインジゲーター表示にすることで、世界中の誰もが視覚的に曜日を読み取れる仕組みになっている。
ストラップには、サテンブラッシュ仕上げのステンレススチール製ミラネーゼブレスレットと、グレーのテキスタイルストラップが付属。
そしてムーブメントには、最大80時間パワーリザーブ機能を持つ「ラドーR764自動巻ムーブメント」を内蔵した。
カラバリ豊富な「ダイヤスター オリジナル」
さらに今回、アニバーサリーエディションの他に「DiaStar Original(ダイヤスター オリジナル)」3型もラインアップ。
それぞれグレー、ブルー、グリーンのカラーダイヤルが特徴の新作は、ポリッシュ仕上げのセラモスのベゼルを、モノクロームのステンレススチール製ケースの上に配置。さらに、ストライプのファセット加工のサファイアクリスタルが時計の美しさを押し上げている。
ムーブメントには、耐磁性Nivachron(ニバクロン)ひげぜんまい搭載の内蔵ラドーR764自動巻ムーブメントを採用。80時間パワーリザーブ機能を実現し、モダンでエレガントなタイムピースへと昇華させた。
ダイヤスターはもちろん、ラドーというブランドの歴史を感じさせる周年モデルや新作は、愛好家から強い注目を集めそうだ。
(IKKI)
※価格は全て税込