【2020】新宿御苑で紅葉を楽しもう！おすすめスポットの見頃、見どころを解説！

新宿区と渋谷区の間にある新宿御苑ではもみじやプラタナスなどの美しい紅葉を堪能できる人気スポットです。口コミも評判の紅葉スポット新宿御苑について見頃の時期や見どころ、新宿御苑の基本情報を解説するので、アクセス良好な都会のオアシスでもみじ狩りを堪能しましょう。

記事の目次

1.新宿御苑は紅葉スポットとしても有名！
2.新宿御苑の紅葉の見頃時期
3.新宿御苑の紅葉時期は混雑する？
4.新宿御苑の紅葉の見どころピックアップ
5.新宿御苑の基本情報とアクセス
6.新宿御苑でおすすめの飲食スポット
7.まとめ

新宿御苑は紅葉スポットとしても有名！

新宿御苑は皇室の公園として作られた

新宿御苑は明治39年にできた皇室の庭園です。信州高遠藩主内藤家の屋敷跡に作られた庭園は戦後に民間公園となり、今日まで多くの国民の目を楽しませてきました。58.3ヘクタールの広大な敷地には日本、フランス、イギリスなどさまざまな国を模した整形式公園や風景式公園が立ち並び、四季折々の樹木や花々が美しい景観を彩っています。温室や飲食店もあるので一日中のんびりと寛げる場所として口コミでも人気を集めています。

3つの入り口から入場できる

新宿御苑は周囲3.5kmの大きな公園です。そのため、入園門が全部で3つ設けられています。新宿門、千駄ヶ谷門、大木戸門はそれぞれ近いエリアやアクセスが便利な最寄り駅が異なります。どこの紅葉を一番最初に見たいか、どんなルートで園内を周りたいかを計画して入園する入り口を決めましょう。入園チケットはどの門でも購入可能なのでご安心ください。

紅葉する樹木が多数植林されている

新宿御苑には約1万本以上の木々が植えられ、常に美しく映えるよう整備されています。その中にはサクラやもみじ、カエデ、プラタナスなど秋になると葉の色を変える紅葉樹も多く、秋の景色を鮮やかに彩ってくれます。新宿御苑は木々の色づく時期や配置が考え抜かれている完成された空間です。だからこそ新宿御苑の紅葉は見ごたえがあると口コミでも話題なのです。（※当記事は2020年9月の情報をもとに作成されております)

新宿御苑の紅葉の見頃時期

見頃の時期は11月下旬～12月中旬

新宿御苑の中にはもみじや銀杏、プラタナスなど11月～12月に色付く紅葉樹が植えられています。新宿御苑では、色付きが早い種類から遅い種類まで幅広く植えられていることが特徴です。口コミでも種類が多く色合いもさまざまなので迫力があるという意見が挙がっていました。また、エリアによって樹木の種類や数が異なるため紅葉の見頃も少しずつずれて、長い期間の見頃を楽しめるようになっています。

▪️残暑の影響で見頃はやや遅め

2020年は残暑が長く、その影響で木々の色付きもはや遅いという予想がされています。そのため、新宿御苑の紅葉も11月中旬から12月中旬過ぎまでが見頃になると考えられます。全てのエリアで紅葉を見たい場合は11月の終わりから12月の頭を狙っていくと紅葉が一番映える見頃にもみじ狩り楽しめるでしょう。

紅葉のライトアップはされない

新宿御苑では紅葉のライトアップは開催されていません。なぜなら紅葉の時期は閉園時間が16:30までだからです。夜は園内に入れないためライトアップを行う必要がないのです。夜間の特別開園なども予定されていないので、紅葉を楽しみたい人は日が落ちる前、明るいうちに行くことをおすすめします。

新宿御苑の紅葉時期は混雑する？

紅葉の時期は混雑しやすい

桜の時期には入場規制がかかるほど混雑する新宿御苑ですが、紅葉の見頃は入場規制がかかることはほとんどありません。とはいっても口コミでも人気が高い紅葉スポットなので、見頃時期の週末や祝日にはある程度の混雑が予想されます。混雑していて人が多すぎるとせっかくの紅葉もゆっくりと楽しんで見れない可能性があります。せっかく自然の中でゆっくりするのですから、混雑しそうな時間帯は避けて出かけてみましょう。

混雑を避けられる時間帯

紅葉シーズンの新宿御苑があまり混雑しない時間帯は平日の午前中です。9時から開園しているので、新宿で朝食を食べてから開園時間と同時に園内に入り人が増える前にのんびり散策するスケジュールがおすすめです。口コミでも朝は人が少ないという意見が多かったので、ぜひ平日午前中に出かけてみてください。

早朝開園も混雑を避けるチャンス

2020年は8月1日から翌年3月19日まで早朝開園を実施しています。口コミでもまだ早朝開園の話題は少ないのですが、じつはこの期間中は朝7時から入園できるのです。朝早ければ混雑に巻き込まれることなくゆっくりと紅葉を眺められるでしょう。ちなみに7時～9時の入園は新宿門のみで行っているので注意してください。

新宿御苑の紅葉の見どころピックアップ

おすすめの見どころスポット①回遊式日本庭園

園内の西側、上の池という大きな池の周辺は都内最大級の池泉回遊式日本庭園となっています。池を取り囲むようにもみじやカエデなどの紅葉樹が整備され、わびさびを感じる日本らしい紅葉の景観を味わえると口コミでも人気のエリアです。

▪️水面に映る水鏡が見どころ！

回遊式日本庭園は風の無い晴れた日がおすすめという口コミが多いエリアです。上の池は園内でも大き目の池なので、風が無い日はまるで1枚の鏡のように周りの景色を映し出すのです。周囲で色づいた木々が池に映る様子は普段とはまた違う趣ある景観を作り出しています。

おすすめの見どころスポット②旧御涼亭

旧御涼亭は上の池と中の池の中間に位置する歴史建造物です。この建物は昭和2年、昭和天皇の成婚祝いで台湾在住邦人の献金によってつくられたとても歴史ある建物なのです。国内でも珍しい中国南方様式の造りが都会とは思えない厳かな雰囲気を感じられます。そんな旧御涼亭の周辺にはもみじやカエデが多く、池の向かいから見える建物と紅葉の景観は絵画のような美しさが楽しめます。

▪️建物内からの景色が見どころ！

旧御涼亭はその独特な建造物と紅葉のコントラストだけではなく、建物の中から景色を眺めるという楽しみ方もできる場所です。旧御涼亭の目の前にある池の周辺は折り重なるようにもみじやカエデなどの美しい木々が配置されているため、外から見るのとはまた違った趣の紅葉を堪能できるでしょう。

おすすめの見どころスポット③ プラタナスの並木

新宿御苑の紅葉で欠かせないスポットがプラタナスの並木です。プラタナスの並木とはフランス式庭園のエリアにある並木道です。156本ものプラタナスの木が160mに渡って4列の並木道を形成しています。ピークを迎えるとプラタナスの並木は落ち葉で地面まで黄金色に染まり、まるで映画のワンシーンのようなロマンチックな雰囲気となるのです。プラタナスの並木にはベンチも置いてあるので、幻想的なひと時を堪能しましょう。

▪️シンメトリーな庭園風景が見どころ！

プラタナスの並木はフランス式庭園というエリアにあります。このエリアは左右対称に作られた景観設定が美しく、エリア全体が人工的なシンメトリーを模して造られています。500本のバラが咲く花壇も圧巻なので、プラタナスが美しい紅葉シーズンは勿論、季節問わず見て楽しめるおすすめエリアです。

おすすめの見どころスポット④ イギリス風景式庭園

イギリス風景式庭園は園内の中央付近、都心最大級の芝生が広がるエリアを指します。イギリスで好まれた広々と見晴らしがいい庭園を模したこのエリアでは、東京とは思えない広い空と遠くに見えるビル街を背景に鮮やかに色付くサクラやユリノキ、プラタナスの木々を楽しめます。レジャーシートを広げてピクニックをしている人も多いですが、広いエリアなので混んでる印象はあまりなむそれぞれがのびのびと過ごせるでしょう。

▪️ユリノキの巨樹が見どころ！

イギリス風景式庭園には新宿御苑のシンボル的存在ともいえる「ユリノキの巨樹」があります。全長30mにも及ぶ巨大なユリノキは芝生のどこからでも見え、圧倒的な存在感を放っています。紅葉の時期にはユリノキの巨樹も赤々と葉の色を変えるので、エリアに行った時は側まで行ってその生命力を感じましょう。

おすすめの見どころスポット⑤玉藻池

玉藻池は大木戸門を入ってすぐ南に位置する和風庭園のエリアにあります。この池の傍にはかつて高遠藩内藤家という屋敷があり、景勝地が作られていました。その名残が今でも残り、作り込まれた和の紅葉が口コミでも人気を集めています。新宿御苑で日本らしい紅葉を見たい場合には一、二を争うおすすめエリアといえるでしょう。

▪️大きな石燈籠が見どころ！

玉藻池の一角に人の背丈程の大きな石燈籠があります。どっしりとした佇まいの石燈籠は周囲の紅葉にマッチして雰囲気抜群です。思わずシャッターを切りたくなるその景観は江戸時代から人々の目と心を癒していたのでしょう。

新宿御苑の基本情報とアクセス

新宿御苑へのアクセス情報

新宿御苑がもみじ狩りにおすすめな理由はアクセスの便利さです。新宿区と渋谷区にまたがる都心に位置するため、沢山の最寄り駅が存在するのです。車で行くことも可能ですが、周辺は繁華街で有料パーキングしか空いていない場合もあります。なので、新宿御苑へ行く時には電車やバスを利用する方法をおすすめします。入園門によって最寄り駅が異なるので、つかう門ごとにどの駅を利用すれば効率的かチェックしておきましょう。

新宿御苑

▪️新宿門へのアクセス

新宿駅へのアクセスに便利なのはJR・小田急線などが乗り入れている「新宿駅」の南口です。徒歩10分程度で新宿門に到着でき、途中に百貨店や飲食店が多いので園内で食べるお弁当や飲み物を買うのにも困らないでしょう。東京メトロや都営新宿線を利用する場合は「新宿三丁目駅」のE5出口や「新宿御苑駅」の1番出口が最寄りとなります。
 

▪️千駄ヶ谷門へのアクセス

千駄ヶ谷門へのアクセスに便利なのはJR総武線の千駄ヶ谷駅です。千駄ヶ谷駅を出て右に進み、すぐ右手にあるトンネルを抜けると新宿御苑のすぐ横に出ます。そのまま道なりに2、3分程度歩けば千駄ヶ谷門が見えてくるでしょう。
 

▪️大木戸門へのアクセス

大木戸門へのアクセスに便利なのは東京メトロ丸の内線「新宿御苑駅」の2番出口です。2番出口を出て目の前の新宿御苑駅駅前という交差点を渡りまっすぐ進むと遊歩道にぶつかります。そのまま右に道なりに歩いていけば大木戸門が見えてくるでしょう。徒歩5分程度の道のりです。

新宿御苑の営業時間・休園日

新宿御苑の開園時間は時期によって異なります。時期毎の開園時間をまとめたので参考にしてください。なお、閉園時間には全ての門が閉まってしまいます。新宿御苑はとても広いので、閉園時間に間に合うように出口へ向かいましょう。

▪️休園日は毎週月曜と年末年始

年末年始(12/29～1/3)と毎週月曜日は休園日です。月曜日が祝日の場合は翌平日に休園日が繰り越されます。例外的に3/25～4/24、11/1～11/15は特別開園期間となり、期間中は無休で開園されています。

新宿御苑の入場料金は500円

新宿御苑の中に入るには、各入園門にある券売所でチケットを購入しなければなりません。2020年9月現在の入園料は大人500円、高校生までの学生と65歳以上のシニアは250円です。また、中学生以下の子供は無料で入園できます。せんようさいとで前売り電子チケットの購入もできるので、紅葉シーズンなどの混雑が予想される時期に活用しましょう。

▪️年間パスポートも購入できる

新宿御苑には年間パスポートも存在します。2020年9月現在の価格が大人2,000円、高校生までの学生が1,000円なので1年に４回以上訪れる場合は年間パスポートを買った方がお得でしょう。年間パスポートは入園門にある発券場で開場時間から閉場1時間前まで購入できます。

新宿御苑でおすすめの飲食スポット

新宿御苑内の飲食店①レストランゆりのき

「レストランゆりのき」はイギリス式風景庭園付近にあるレストランです。席数は120席あり、大きな窓から景色を楽しみながら食事を取れるので紅葉のシーズンはやや混雑気味になります。メニューは地域復興をテーマにした福島産の野菜や国産のジビエを使ったものが多く、盛り付けも美しいためインスタ映えもすると口コミで評判です。

新宿御苑内の飲食店②カフェはなのき

「カフェはなのき」は新宿門前のインフォメーションセンター内にある軽食が食べられる施設です。2018年にリニューアルした店内は天然木がふんだんに使用された暖かな雰囲気になっています。店内では福島復興に関連した福島産サーモンやフルーツを使用したベーグルや国産野菜を使ったパスタが提供されています。

新宿御苑内の飲食店③ 楽羽亭

「楽羽亭」は上の池の森にある茶室です。もみじの木々の間にひっそりと佇む店舗では、呈茶と呼ばれる抹茶と茶菓子のセットが提供されています。赤や黄色に彩られた森を眺めながら頂けば抹茶や茶菓子がさらにおいしく感じられるでしょう。営業時間は10:00～16:00ですが不定休なので訪ねる時は事前に問い合わせることをおすすめします。

▪️日本庭園にはもう一つ茶室がある

日本庭園内にはもう一つ「翔天亭」と呼ばれる茶室があります。ここは句会や茶会などの団体貸し出しのみを行っています。呈茶の提供などは行われていませんが、売店でお茶やコーヒーなどは売っているので「楽羽亭」がお休みだった時は立ち寄ってみましょう。

新宿御苑内の飲食店④スターバックスコーヒー

2020年3月に新宿御苑初の民間企業であるスターバックスコーヒーが店舗を出店しました。中の池のほとりに作られた店舗は景観を損なわないシックなデザインで、国産の木材が豊富に使用された店内は温かな雰囲気を感じられます。店内の窓際席やテラス席から一望できる中の池と森林の風景をお供に、美味しいコーヒーを味わいましょう。口コミでは店内は混雑しているという意見もありますが、テイクアウトもできるので安心です。

まとめ

新宿御苑は四季を感じられる都会のオアシス

新宿御苑は新宿駅、千駄ヶ谷駅、四谷駅から近く、アクセスしやすい東京都の一押し紅葉スポットです。園内のもみじやカエデ、プラテナスを始めてとした膨大な木々は樹木医管理で常に健やかな状態を保たれています。だからこそ、新宿御苑では毎秋美しい紅葉が楽しめるのです。

食事と一緒に秋を堪能できる！

新宿御苑の園内にはいくつも飲食施設があるので、もみじ狩りのついでに食事を楽しむショートトリップ気分が味わえます。外に出ればそこは都内屈指の繁華街新宿なので、園内ではもみじ狩りに専念して食事は外に出てからというコースもおすすめです。2020年の秋は新宿御苑で優雅なひと時を過ごしましょう。

都内の紅葉スポットが気になる方はこちらもチェック！

都内には新宿御苑以外にも美しい紅葉が見られる観光地がたくさんあります。週末のショートトリップで自然が作る芸術を堪能すれば、リフレッシュして次の一週間が頑張れるでしょう。以下の記事で都内のおすすめ紅葉スポットを多数紹介しているので、秋のデートやお出かけスケジュールを決める参考にしてください。

 

文・Harumachi／提供元・暮らし～の

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