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バイエルン・ミュンヘンが、エンポリに所属するグリエルモ・ビカーリオ(26)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。
ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが絶対的守護神に君臨しているバイエルン。だが、ノイアーは先のカタール・ワールドカップ(W杯)敗退後のオフ期間でスキーをしていた際、下腿部骨折の大けがを負って手術を実施し、今季中の復帰は絶望的とみられている。
その代役候補獲得が難航しているバイエルンはビカーリオに関心を示しており、移籍金2000万ユーロ(約27億7000万円)のオファーをエンポリに提示したという。ただ、エンポリは同選手の価値を3000万ユーロ(約41億6000万円)と評価しており、今冬に放出することに否定的なようだ。
ウディネーゼでプロキャリアをスタートさせたビカーリオは、イタリアの複数クラブを渡り歩いて2022年夏にエンポリへ加入。昨季はセリエA最多の152回のセーブを記録するなど、今季もここまでリーグ戦18試合に出場しており、昨年9月にはイタリア代表にも初選出されている。