佐川急便やサンドラッグがドローン配送の実証実験、東京都青梅市で
実証実験で使うイームズロボティクス製の機体(画像=『DCSオンライン』より 引用)

 佐川急便やサンドラッグなどは1月11日から、東京都青梅市でドローンを使った配送サービスの実証実験を始めた。サンドラッグの店舗から日用品や一般用医薬品、食品などを指定場所までドローンで配送する。

 実証実験には、イームズロボティクス(福島県南相馬市)と日本気象協会(東京都豊島区)も参画する。サンドラッグのホームページまたは電話で注文を受けた商品を、離着陸拠点である運動広場までドローンで運ぶ。午前11時から午後4時まで1日最大5往復を予定している。今回使用するイームズロボティクス製の機体では、最大10kgの荷物を積載できる。実証実験は2月10日まで続ける。

 2022年12月に改正航空法が施行され、いわゆる「レベル4飛行」(有人地帯での補助者なし目視外飛行)が可能となった。4者は今後もレベル4飛行の実現に向けた技術開発を進め、山間地域におけるドローン配送サービスを25年度中にも社会実装することを目指していく。

提供元・DCSオンライン

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