束頭達成を振り返って

後半戦含む『竿頭100勝までの成績』は以下の通りだ。『2018年12月12日~2022年5月12日』までの戦歴は62戦50勝12敗と前半戦とは違いそれなりに好成績であった。結果的に筆者束頭戦歴は【2013年12月30日~2022年5月12日149戦100勝49敗となり67.1%の勝率】で8年5ヵ月にわたるワカサギ釣りで上出来の結果となった。

ワカサギ釣り『竿頭100回達成』への道 初挑戦から8年5ヶ月で達成初20の束釣果は2022年1月24日河口湖さかなやドームで(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

ワカサギ数釣りの魅力

束頭を達成して感じるワカサギ数釣りの魅力を紹介する。

1.数釣りは運任せではない

まず釣りは数と型に分けられ、ワカサギ釣りにおいて型狙いというのは底層狙いのイメージで、実際に底層で型モノが釣れる可能性が高い。だが型狙いはあくまで運の要素が強く確実ではない。数釣りというのは運任せではなく確実に釣り師本人次第の努力で得られることで決まるものである。

2.爆裂釣果は数値がド派手

ワカサギ釣り爆裂釣果は、まずカウンターの数に魅せられる。そして、釣果の検量は各船宿にとって重要な要素となる。それは4桁単位の数や5kgクラスまたはそれ以上の釣果重量でもあり、記録としてもド派手でインパクトが強く、釣り師自身も熱くなってしまうものだ。

3.競技的な釣りが楽しい

ワカサギ釣りこそ競技的な釣りの頂点であると思う。これほどの釣果がでる釣りは他になく、あってもほとんどが3桁止まりだろう。そして様々な湖で記録的釣果や大会などもあり、腕自慢が集まり熱くなれる。簡単に始められて初心者から手慣れた釣り師まで楽しめるワカサギ釣りは、奥深く本当に面白いと思う。

ワカサギ釣り『竿頭100回達成』への道 初挑戦から8年5ヶ月で達成河口湖さかなやドーム桟橋(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

数釣りの極意

では、そんな数釣りの極意を紹介したい。

1.いかにミスせず早く仕掛けを投入できるか

数釣り攻略として、まずはどれだけ早く仕掛けを投入できるかである。釣り環境の差は地域により多少の差や勝手違いはあれど、まずはミスなく継続して仕掛けを入れ続けることができるかどうかが重要。

2.高活性時にどれだけサカナを掛けられるか

高活性時にテンポよく掛けられるかどうかと、どれだけ多点掛けができるかどうかが重要。狙いが底層なのか宙層なのかを見極めて、どんどん2本竿メインで掛けていく釣りが理想的である。

3.素早くサカナを外すことができるか

そしてサカナの取込みと外しが「手返し」に繋がる最大の手返し要素となる。私はワカサギ外しと片手外しを兼用して掛かり具合で判断している。上アゴか下アゴかスレなのかを取り込んだ時点で、触ってどうするか決め、行動に出ている。毎度釣行の度に自身最速の方法を見出しつつ現在も修行中である。

ワカサギ釣り『竿頭100回達成』への道 初挑戦から8年5ヶ月で達成ドーム船6隻で釣果を競った山中湖オーナーカップ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)