皆さんはスピニングリールの替えスプールを持っていますか？違う号数のラインを巻いたり、釣行時のライントラブルにすぐさま対応できたりなど、何かと便利です。今回はそんな替えスプールについて書いていきたいと思います。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター川上克利）
替えスプールを準備するメリット
替えスプールを準備することには様々なメリットがあります。まず、「釣り場でのライントラブルに対してスムーズに対応できる」という点があります。釣り場では何が起こるか分かりません。ミスキャストやラインブレイクなどのトラブル一つで釣行が終了する可能性も十分に考えられます。
筆者自身も遠征釣行が多めなので、そのようなトラブルは何度も経験してきました。そんな時、替えスプールを準備しておけばスプールを入れ替えるだけで釣行を再開することができます。遠征釣行の場合、ライントラブルは痛手です。トラブルにもすぐさま対応することができる準備をしておくことで、思い出の魚に出会うことができるかもしれません。
替えスプールのおかげで釣れたピーコック（提供：TSURINEWSライター川上克利）セッティング変更
もう一つが釣り場での状況変化に応じて、ラインの号数や種類をかえることができるという点です。実際に釣り場に立ってみると、違う号数のラインが使いたくなることも少なくありません。2セットのタックルを準備して行くという手もあるのですが、替えスプールがあれば、より少ない体積でライン号数を変更出来るようになります。こちらは実際に替えスプールに交換して釣った魚。
ミーバイ（提供：TSURINEWSライター川上克利）沖縄県への遠征釣行だったため、適正ラインの号数を釣り場にて調整、キャッチしました（潮が速かったため、PEの2号から1号にメインラインを変更）。
購入前には互換性を確認しよう
替えスプールを購入するにあたって、注意するべき点も紹介しておきたいと思います。替えスプールを購入する際は「互換性の確認」は必ず行うようにしましょう。様々なメーカーがリールを開発&リリースしていますが、全てのリールのスプール規格が同じということはありません。メーカー毎に、替えスプールを付けることができる機種や番手は違うので、購入前には必ず確認しましょう。
リールごとに互換性があったりなかったり（提供：TSURINEWSライター川上克利）年式でも規格異なる
注意が必要なのは、同じ名前、同じ番手のリールでも「年式毎に規格が違う」という点です。高価な替えスプールも数多くありますので、購入前にはメーカーのホームページなどでチェックしましょう。