地球環境に配慮した原材料による、耐久性に優れた素材を使用した服を身につけるべきいま。ショップを持たない新しい形のジェンダーレスブランド「0 STOCK TOKYO(ゼロストックトウキョウ)」が、期間限定の試着サービスを東京と大阪で順次開催する。

東京では1月12日(木)より開催中で1月22日(日)まで、大阪では2月4日(土)から2月5日(日)まで、各会場にて同ブランドのアイテムを実際に試すことができる。

完全受注生産するブランド「0 STOCK TOKYO」

同ブランドは、必要としてくれる人に、必要な量だけを製造し届ける完全受注生産型のジェンダーレスブランド。

これまでのファッションサイクルとは異なるクリエーションで地球環境への配慮し、クラフトマンシップの永続を目的とした新しいモノづくりの形を提案する。

0 STOCK TOKYOの環境問題への取り組み

私たちが毎日着ている衣類は年間1000億枚生産されていると言われており、実はその内の1%の10億枚は一度も人の手に触れられる事もなく棄てられ、国内だけでも年間およそ100万トンが処分されている。

同ブランドは、必要な量だけを製造するサスティナブルファッションを提案することによってこの課題を解決する。

生産技術の高いクラフトマンシップを永続

生産者である工場で最も大事なことは、生産ラインを常に稼働する平準化。

従来のアパレルの製造過程では、繁忙期がある一方で、縫製工員の雇用維持が難しくなる閑散期が発生する問題を抱えている。

また、国内におけるアパレル品国産比率は、1990年の50.1%から、現在では2.0%まで減少しているが、その中には、世界の一流ブランドから生産を任される高いクラフトマンシップを誇る工場が存在する。

同ブランドでは、生産タイミングを工場に一任し、未来にもクラフトマンシップを継承できるクリエーションモデルを目指す。

価格以上の価値を生み出すサスティナブルファッション

さらに、同ブランドは価格以上の価値を感じられるサスティナブルファッションを届けることを約束する。

オーダーから商品を届けるまで、半年から1年近くの期間を要するが、受注期間を長くとることにより、経済的なロットを達成し、閑散期に生産することによってコストをおさえ、適正な価格での商品提供を実現。

同ブランドの服を長く着用することによって、ユーザー自身が持続性可能な社会に貢献する。

上記2つを実行することで削減できたコストを商品に投資し、さらに従来のアパレルブランドの原価率25%前後に対して、同ブランドでは50%前後に引き上げることで、価格以上の価値を生み出す。

なお、今回の試着サービスは完全アポイント事前予約制となる。

必要な物だけを、必要な分だけ、という意識を持つキッカケに、同ブランドのアイテムを試してみよう。

0 STOCK TOKYO 試着サービス(東京)
会場:PRINCIPLE OFFICE
所在地:東京都目黒区中目黒3-3-2 EGビル6F
期間:開催中〜1月22日(日)
営業時間:10:00-18:00

0 STOCK TOKYO 試着サービス(大阪)
会場:Imagine&Design(salonスペース)
所在地:大阪府大阪市中央区南船場2-6-12
期間:2月4日(土)〜2月5日(日)
営業時間:2月4日(土)11:00-18:00、2月5日(日)10:00-18:00

(hachi)