体が喜ぶ、冬の特別な宿泊プランを紹介しよう。

岡山県美作市にある湯郷温泉に佇む日本旅館「季譜の里(きふのさと)」は、1日5組限定の肉寿司会席プランの提供を開始した。

山間部ならではの冬の肉料理・オリジナル薬酒・薬石蒸風呂のセットで寛ぐプランを提案する。

1200年の歴史を持つ湯治の湯「湯郷温泉」

湯郷温泉は身体と肌を癒す湯治の湯として、約1200年もの歴史を持つ温泉郷。

同旅館はその湯郷温泉において約90年、湯治の歴史を尊重する老舗旅館として、季節の花や地元食材を丁寧に活かした料理を提供している。

贅を尽くした肉寿司会席コース

この冬のために用意したのは1日5組限定の「肉寿司会席×薬酒×薬石蒸風呂」を堪能できる「肉寿司会席プラン」。

日本の和牛のルーツとしても知られる「千屋牛(ちやぎゅう)」と、赤身の美味しい「なぎビーフ」を贅沢に使用した肉寿司を味わえるほか、特選和牛のお造りや特選和牛のしゃぶしゃぶ、特選和牛のステーキなど、計10品からなる夕食コースだ。

季譜の里オリジナルの薬酒

季譜の里では、身体状態に沿った形で調子を整える効果をもつといわれている薬酒の提供も始めた。薬酒は、漢方などに使われている植物を漬け込んで作るお酒として知られている。

薬酒・薬膳酒協会の協力を得た本格的な計3種の薬酒を館内の食事処にて作り、季譜の里の周辺で採れる自然の薬草やハーブを独自に調合しながら香り高く仕上げた。

身体の調子は季節ごとに変わるため、薬酒に使われる薬草もフレーバーも季節ごとに変わっていく予定。

この冬は、冷えやすい身体を温めてくれるシナモンや生姜、落ちやすい免疫力をサポートしてくれる五加皮(ごかひ)やウイキョウを漬け込んだ薬酒を中心に取り揃える。

温泉で癒された後に、自家製の薬酒でさらに身体のバランスを整えることができるオプションだ。

季譜の里で人気の「薬石蒸風呂(やくせきむしぶろ)」

同旅館の温泉大浴場では、丁寧に造られた庭園と自然豊かな周辺の山脈を眺めながらゆっくりと浸かることができる、広い露天風呂を備えている。

中でも最近人気を高めているのが、45度の優しい低温の湯治サウナである「薬石蒸風呂」。適度に温められた天然鉱石の上に横たわり、温まりながら蒸気を全身で吸収できる湿式サウナだ。

治癒力の高い13種の天然鉱石が放つ遠赤外線は、あらゆる角度から体を温め、美肌促進、デトックス効果はもちろん、腰痛・関節痛等・骨の痛みを楽にする効果もあると言われている。

この「薬石蒸風呂」は、肉寿司会席コースプランを含む全ての宿泊プランで楽しめる。

季譜の里「宿泊回数券」の販売を継続

また、これまで限定的に販売してきた「季譜の里 宿泊回数券」の販売も継続し、より湯郷温泉での癒しの時間をライフスタイルに取り入れられるようになった。

湯郷温泉は、窒素ガスを含んだ微弱アルカリ性NaCa塩化物泉の小さな泡が身体を冷やさず低温での長湯が可能というのが特徴。身体が冷え込みやすい冬の季節に、何度も温泉の効能を堪能できる回数券の活用もありだ。

冬の疲れを温泉で癒した後は、美味しい料理と薬酒で、心も体も満たされよう。

湯郷温泉 旅館「季譜の里」
所在地:岡山県美作市湯郷180

(hachi)