富山県が実施する全国旅行支援事業「富山で休もう。とやま観光キャンペーン」の電子クーポンプラットフォームに、株式会社フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」が採用されました。

初期投資不要で簡単導入

デジタル地域通貨サービスを短期間で、安価に開始することができるプラットフォーム「MoneyEasy」は、スマートフォンアプリでチャージから決済まで可能です。支払い方法は、二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間が不要。上記の画像のように全国各地でデジタル地域通貨を展開しています。

グループ会社、株式会社アイリッジのファン育成プラットフォーム「FANSHIP」と組み合わせることで、マーケティング機能を融合した決済基盤を構築することができ、地域活性化への活用も期待できます。また、オフィス内通貨としても利用でき、社内制度との連携、社員間コミュニケーションの活性化施策などにも応用可能です。

富山県でもMoneyEasyを活用

国が実施する全国旅行支援事業においては、デジタル社会の推進を目指す政府全体の方針を踏まえて、クーポン券を原則電子化する方針を定めています。

富山県は、2023年1月10日から3月31日まで実施する全国旅行支援事業「富山で休もう。とやま観光キャンペーン」第2弾の電子クーポンプラットフォームとして、「MoneyEasy」の採用を決定しました。キャンペーンを利用した旅行者は「とやマネー」アプリを通じて「富山おみやげポイント」を獲得することができます。ポイントは、旅行先のおみやげ店や飲食店、観光施設などで利用可能です。

(文・優花子)