1891年の創業以来、“あらゆる過酷な環境でも正確な時を告げる”を経営理念とし、頑強で信頼性の高い時計を手がけてきたボール ウォッチ。現在同ブランドが展開する8コレクションのなかで、プロアスリートの使用を前提に開発されたスポーツウオッチをラインナップするのが“エンジニアマスターⅡ”である。
 その最新作として登場したのが、第4世代の“エンジニアマスター ダイバー クロノメーター”だ。シリーズとしておよそ7年振りにアップデートを果たした本作では、初となるCOSCクロノメータームーヴメントを搭載するほか、8万A/mまでの耐磁性能を有するなどスペックが大幅に強化されている。

【新作時計ニュース|ボール ウォッチ】エンジニア マスター ダイバーが7年振りにアップデートしてCOSC&高耐磁仕様に!
(画像=2013年に初登場したエンジニア マスター ダイバーが2022年にアップデート。自発光するマイクロガスライトを内蔵する内転式インナーベゼルを備えた300m防水ダイバーで、性能が大幅に強化された、『Watch LIFE NEWS』より引用)

 他方、現代ダイバーの象徴的なディテールである回転式ベゼルではなく、1960年代に散見された内転式インナーベゼルを採用している点も本作の特徴であり、ここもプロユースとしていっそう実用性を向上させている。インナーベゼルを操作する2時位置のリューズは、水中でも操作可能な新しいロック機構(特許申請中)を採用。リューズを押し込みながら回したときにだけインナーリングが回転する仕組みで、誤作動を防いでいるのだ。

【新作時計ニュース|ボール ウォッチ】エンジニア マスター ダイバーが7年振りにアップデートしてCOSC&高耐磁仕様に!
(画像=■(左)Ref.DM2280A-S1CJ-BK。(右)Ref.DM2280A-S1CJ-BE。ともにSS(42mm径)。300m防水。自動巻き(Cal.RR1101-C)。各35万2000円、『Watch LIFE NEWS』より引用)

 また耐磁性能を強化するため、ミューメタル製インナーケースを納めるが、第3世代と同じ42mm径のサイズに留め、かつ1mmのスリム化(13.5mm厚)を実現している点も特筆である。スマートなフォルムと細身ですっきりとしたベゼルを採用することで、ビジネスシーンなどにも広く着用できるスタイリッシュなデザインも魅力と言えよう。

【新作時計ニュース|ボール ウォッチ】エンジニア マスター ダイバーが7年振りにアップデートしてCOSC&高耐磁仕様に!
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

【問い合わせ先】ボール ウォッチ・ジャパン TEL:03-3221-7807

文・堀内大輔(編集部)/提供元・Watch LIFE NEWS

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